なにげなくレノファ応援日記

レノファはどこから来たのか、レノファは何者か、レノファはどこへ行くのか

J2に「慣れ」てしまったレノファサポさんにおススメしたい「新たな刺激」とは?

2015年の劇的なJ3優勝を経て、
2016年のJ2昇格から4年目を迎えた俺達のレノファ。
f:id:shimoxx:20190428162403j:plain


毎年のように波瀾万丈なシーズンを送り
応援する側からするとホントたまらない展開を楽しめてるワケですが
それでも倦怠期というか何というか、
サポのレノファ離れがささやかれてる昨今ではございます。


確かにレノファの入場者数(観客動員)を見ると
J2昇格以降、伸び悩んでるのかな……という状況
f:id:shimoxx:20190816215440j:plain


こんな攻撃的な(かつ守備をかえりみない)面白いサッカーやってるのになぜ!?
という嘆きはアタシのようなレノファ中毒者の世迷い言。
人間に限らずこの世の生けとし生けるものはすべからく
「同じ刺激に慣れていく」という絶対的な法則があって
これを生物学や心理学では「順化」「馴化」というのだそうです。


あれほど愛し合ってたカップルが数年後には倦怠期を迎えたり
行きつけのラーメン屋の味が段々と落ちてるように感じたり
応援してるチームへの関心がいつの間にか薄れたり
というのがまさにこの「順化」。
誰が悪いというワケではなく、いわば自然の摂理。


もちろん愛着ある選手の思わぬ退団(移籍)なんかも
応援するクラブへの関心が薄れる一因になってることでしょう。
このブログを読んでくださってる方の中にも
「レノファへの熱狂度が以前ほどではなくなってきた」
という人がいらっしゃるんじゃないでしょーか。


そんなレノファサポさんにおススメしたいのが「新たな刺激」。
もったいぶらずに言ってしまいますけど
それはズバリ「レノファユース」と「レノファレディース」です。


同じ「レノファ」の名を冠し、同じオレンジのユニフォームをまとった選手たち。
やってるサッカーのレベルは確かに違いますが、
プレーからあふれ出る熱量はまったく変わることはありません。


ユースもレディースもやってるサッカーは基本的に攻撃的な4-3-3。
それぞれの試合を見ていると、J2のトップチームを軸として
一つの「ゲームモデル」がクラブ全体に浸透してきてるのを感じます。


レノファユースのサッカーについては
ジェイちゃんとチャリビトさんがnoteでその魅力をあますところなく
書かれてますので是非そちらをご覧くださいまし。
note.mu


レノファレディースについてですが、
こちらは少し説明が必要でしょう。
今年の春に「レノファレディースは今季の中国リーグを不戦敗」というお知らせが流れてましたね。
www.renofa.com
なのにレディースが試合やってるの?と不思議に思った方もおられるのでは。


もともとレノファレディースは(他の女子サッカーチームと同じように)
大人も高校生も中学生も一緒にサッカーをやるチームでした。
しかし2017年から中国リーグへ昇格したのを契機に
大人だけの「レディーストップチーム」と
高校生&中学生からなる「レディースU-18」の2チームに分かれ、
「レディーストップ」は中国リーグに参戦し、
「レディースU-18」は県リーグに参戦することとなったのでした。


そして、今冬オフに「レディーストップ」からの大量退団が勃発し、
リーグ戦を戦うだけの選手がいなくなってしまったことから
中国リーグへの今季参戦を断念。


それでも「レディーストップ」の灯を絶やすまいと並木愛子選手がチームに残り、
さらに今春から大畑恵美莉選手が加入してくれました。
もちろん2人だけではサッカーができませんので、
ひとまず2選手は「レディースU-18」に加わり
U-18の選手たちと一緒に県リーグを戦うこととなったワケです。
f:id:shimoxx:20190519140929j:plain


この「レディースU-18」ですが、聞くとほとんどが中学生の選手だとか。
そして本職のGKがいないので、並木選手と大畑選手が
試合ごとに交替でGK出場しているという涙ぐましさ。
f:id:shimoxx:20190714165900j:plain


しかし試合がはじまるとなかなか見ごたえあるサッカーを展開します。
女子県リーグではどちらかというと縦ポンカウンターサッカーのチームが多い中
レノファレディースU-18は、中盤トライアングルを軸に連動した守備でボールを奪うと
トップ下の落としやサイドへの展開でしっかり組み立てながらゴールを狙うというサッカー。
f:id:shimoxx:20190714170332j:plain


レノファとの関係にマンネリ感をおぼえはじめたあなた、
レノファから新たな刺激がほしいあなた、
ぜひ騙されたと思ってレノファユース&レノファレディースの試合を見に行ってみませんか?
「へーこんな世界があったんだー」とレノファ愛がさらに深まりますよ!
そしてきっとこれまでと違う角度からJ2レノファを見れるようにもなるハズ!


ユースもレディースも県リーグを戦ってますんで対戦相手は県内のチーム。
リーグ戦を見てるうちに他の県内チームへの愛着もわいてきます。


さっそく明日8/17(土)10時から常盤公園でユースの試合が

そして来週8/25(日)19時から徳地のやまぐちサッカー交流広場でレディースの試合が
www.renofa.com

それぞれ開催されます。
ぜひ「あなただけの新しいレノファ」を発見してみてください!
ではでは

レノファの最年少&最年長記録をしらべてみた

先日おさかなさんのこんなツイートが目にとまりました。


ここでふと浮かんできたのが
「ホントにレノファの最年少ゴールは川井歩くんなんだろか?」
という疑問。


そこで2006年のレノファ創設までさかのぼって調べてみました!
公式戦にもいろいろありますが、同じ土俵で比較できるよう
リーグ戦に限定して調べております。
かなり入念に調べたので、漏れはないはず。
たぶん漏れはないと思う。
漏れはないんじゃないかな。
ま、ちょっと覚悟はしておけ。

レノファ最年少出場記録

まずそもそも10代でリーグ戦に出場したレノファ選手は次の10選手のみ。

選手名 リーグ戦での初出場 初出場時の年齢
中村優 2008年4月27日
JFE西日本戦(中国L)
18歳3か月6日
松永祐樹 2008年5月4日
日立笠戸戦(中国L)
19歳9か月13日
光田浩二 2008年6月15日
日立笠戸戦(中国L)
19歳0か月8日
小池龍太 2014年3月30日
FCマルヤス岡崎戦(JFL
18歳7か月1日
チャン・ジョンウォン
(張庭源)
2014年3月30日
FCマルヤス岡崎戦(JFL
19歳7か月28日
小塚和季 2014年7月20日
横河武蔵野戦(JFL
19歳11か月18日
チェ・ジュヨン
(崔珠龍)
2015年4月5日
藤枝マイFC戦(J3
18歳4か月28日
和田昌士 2017年3月19日
東京ヴェルディ戦(J2)
19歳11か月8日
高橋壱晟 2018年3月4日
愛媛FC戦(J2)
19歳10か月12日
川井歩 2019年4月7日
V・ファーレン長崎戦(J2)
19歳7か月17日

この中で
リーグ戦でのレノファ史上最年少出場記録は、
2008年4月27日(JFE西日本戦)での中村優太選手による18歳3か月6日!
みなさん、中村優太選手って知ってますか?(覚えてますか?)


佐世保の高校を卒業した直後の2008年にレノファへ入団。
決してめちゃくちゃうまい選手というワケではありませんでしたが、
負けん気の強さと物おじしない思い切りのいいプレーが持ち味の攻撃的MF。
f:id:shimoxx:20190704215006j:plain
(写真はレノファ公式から拝借)


中村優太のデビュー戦はいまだに覚えてます。
終了間際の後半40分から途中出場。
たしかファーストタッチがゴール右わずか30㎝外れるシュートでした。
2012年退団までの5年間、気持ちの入ったプレーで
レノファサポに強烈な印象を刻みつけてくれました。

レノファ最年少ゴール記録

では続きまして最年少ゴール記録。
そもそも10代でゴールを決めたレノファ選手は次の2選手しかいません。

選手名 初ゴールの試合 初ゴール時の年齢
中村優 2009年9月23日
日立笠戸戦(中国L)
19歳8か月2日
川井歩 2019年5月11日
大宮アルディージャ戦(J2)
19歳8か月20日


リーグ戦でのレノファ史上最年少ゴール記録は中村優太選手による19歳8か月2日!
www.youtube.com
川井歩選手との差はわずか18日でした。
J2昇格以降では、川井選手が最年少ゴールですね。


中村優太選手の最年少ゴールもいまだに覚えてます。
たしか中村選手の親御さんが佐世保から見に来てる
その目の前で決めたんじゃなかったかしら。
(記憶違いだったらごめんなさい)

レノファ最年長出場記録

では逆にレノファの最年長記録って一体誰なんでしょ?
30代でリーグ戦に出場したレノファ選手はかなりいますので
34歳以上にしぼって調べてみると次の2選手のみでした。

選手名 リーグ戦での最後の出場 最後の出場時の年齢
坪井慶介 2019年5月25日
京都サンガFC戦(J2)
39歳8か月9日
佐藤健太郎 2019年6月30日
アビスパ福岡戦(J2)
34歳10か月16日


リーグ戦での
レノファ史上最年長出場記録はやはり坪井慶介選手!(39歳8か月9日)
今季もおそらくツボの力を必要とする時がきっと来るでしょうから
まだまだ記録更新してくれるに違いない!と期待しております。
www.youtube.com


レノファ最年長ゴール記録

最後に最年長ゴール記録を調べてみました。
30代でリーグ戦ゴールを決めたレノファ選手は次の8選手。

選手名 リーグ戦での最後のゴール 最後のゴール時の年齢
石上大輔 2007年10月21日
FCセントラル中国戦(中国L)
31歳5か月13日
中山元気 2012年6月3日
SC鳥取ドリームズ戦(中国L)
30歳8か月19日
福原康太 2013年9月21日
SRC広島戦(中国L)
30歳5か月29日
岡本秀雄 2014年6月1日
佐川印刷京都戦(JFL
30歳5か月6日
平林輝良寛 2015年11月23日
ガイナーレ鳥取戦(J3
31歳5か月19日
福元洋平 2017年8月26日
大分トリニータ戦(J2)
30歳4か月14日
渡辺広大 2018年7月21日
水戸ホーリーホック戦(J2)
31歳7か月17日
ジュリーニ 2018年8月26日
大宮アルディージャ
32歳0か月21日


石上選手が8年間キープした記録を更新したのが劇的なJ3優勝を決めた平林選手のあのゴール!
その後、昨年7月に渡辺広大選手が最年長ゴール記録を更新したまさにその翌月、
現時点でのレノファ史上最年長ゴールを決めたのがジュリーニョ選手でした!
(32歳0か月21日)
www.youtube.com
あらためて見るとかなりエグいゴールですねこれは。


今回ご紹介した記録もいずれ更新されてくんでしょうけど
こーゆー切り口を通じて昔のレノファ選手たちに
思いをはせてもらえるとありがたいなー……
というのが今回このブログを書いた趣旨でございます。


ではでは。

始まったJ2シーズン、始まらないレディースのシーズン

今年もレノファのJ2シーズンが開幕しましたね!
遅くなりましたが柏との開幕戦をあらためて振り返ってみると…


相変わらず逆光で見づらいホームゴール裏。
f:id:shimoxx:20190224153059j:plain


オレンジコレオで選手を迎え入れます。
f:id:shimoxx:20190224155935j:plain


前半は1-1で終えました。
後半最初はもちろん「今日の勝利つかみとろう!」
f:id:shimoxx:20190224170501j:plain


後半も幾度となくチャンスを作りましたが……
f:id:shimoxx:20190224173659j:plain


1-2で敗戦。
柏との力の差を痛感しつつも
手ごたえも得た一戦となりました。
f:id:shimoxx:20190224180104j:plain


会場には松陰先生と東行先生から花輪が届いておりました。
f:id:shimoxx:20190316114111j:plain


柏……開幕……花輪……∑(・o・;)ハッ


花輪への反応をこちらにまとめております。
twitter.com


さて次の甲府戦は2-5で負けたかと思うと
f:id:shimoxx:20190304175203j:plain


その次のジェフ戦は5-2で勝つという出入りの激しさ
f:id:shimoxx:20190311090144j:plain


どれだけ選手が入れ替わっても「安定」より「劇的」な試合になってしまう
それがレノファのDNAなんでしょうね。
今年も劇的な「維新劇場」を楽しんでまいりましょう!

                                              • -

その一方で
シーズン開幕を迎えられないレノファレディース。
先日クラブからすさまじいお知らせがリリースされました。
www.renofa.com


春からの中国リーグは対戦を行わず不戦敗とする…
ということですが、それもそのはず
現在レディースに残ってるのは選手1人(&サポーター)だけ。
f:id:shimoxx:20190316120502j:plain:w400


昨年レディースに在籍した17選手のうち
16選手がすでに移籍・退団しており
新加入選手の発表もなく、今も在籍してるのは#6並木愛子選手のみ。


なぜこんなことになったのか、
昨日の中国新聞さんに少し詳しい記事が出てました。
this.kiji.is
(魚拓→https://web.archive.org/web/20190315122535/https://this.kiji.is/479077588821673057?c=381754425691505761


この記事では、前監督との不和が大きな原因みたいに書かれてますが
ワタシが複数の信頼できる情報源(選手ではない)からお聞きした内容を総合すると
もう少し違うところに原因があるようです。


結論を言いますと、今回の選手大量離脱の最大の原因は
クラブがレディースをほったらかし(現場に任せきり)にしてたこと、これに尽きます。


前監督との不和は数ある原因の中のほんのごく一部にすぎません。
「監督のことだけならこんなに大勢やめなかった」という話も(又聞きですが)聞きました。
ここをクラブが見誤ってると、また同じことを繰り返すことでしょう。


ワタシ個人としましては
今回のことでクラブを責めようという気は全然ありません。
終わったことはどーしようもない。
大事なのはこれからですもんね。


クラブも今までの反省に立って
レディースの運営体制をしっかりと構築し始めてるようなので
そこは応援していきたいなと。


思いはこのあすっちツイートと同じです。


というわけで
先日3/10に開催されたYMFGサッカー大会@徳山大学
レノファレディースが出場すると聞き、応援しに行ってみました。


初戦の相手はニューウェーブ北九州
f:id:shimoxx:20190310095755j:plain


レノファの主体はU18(中高生)の選手。
トップの選手は#6並木愛子選手と今大会限りで退団する#8田邉李恵菜選手の2人でした。
ただ李恵菜選手はコンディションの関係でこの試合への出場は見送り。
あと嬉しいことにすでに移籍した#3宮下みのり選手が仲間の応援に駆けつけてくれてました。


Michioさんのツイートでこの試合を振り返りますと…




惜しくも0-1で敗戦。
試合後、あいさつに来てくれた北九州イレブンに
ニューウェーブ!」コールをサポみんなで贈ったところ
ものすごい戸惑われてしまったのはご愛敬。


この試合、みのり選手と一緒に応援しながら見てたんですが
「李恵菜もなんですけど、他の中高生も卒業とかで今日の試合が最後(レノファを退団)の子がいるんです」
とみのり選手に教えてもらいました。


ということは次の試合がレノファでのラストゲームになる選手が何人かいるということ。
応援にも自然と力が入ります。
2戦目の相手は広島大学でした。
f:id:shimoxx:20190310134007j:plain


さすが相手は大学生。
最初のうちは広大のスピード、強度に全然ついていけず
2~3分で1点取られるペース。
こりゃ何点取られるんやろ?とも思ったんですが
次第に相手のスピードや強度についていけるようになり
失点ペースも落ち着いてきて前半を0-7で終えました。


そして後半。
やはり押され気味ではありましたが
何度も相手ゴール前に迫れるようになり高まるゴールへの期待。
終了数分前には#8李恵菜選手が満を持して登場。
ほんの数分の間に4~5回は相手ゴールに襲いかかる李恵菜選手。
しかし無情のホイッスル。0-8で試合終了です。
無得点に終わったものの後半は1失点のみ。
最後の試合でも選手たちは試合の中で成長する姿を見せてくれました。


負けはしたけれど
この試合が最後の選手もいるということでヤマグチ一番を敢行。


試合後には
李恵菜選手とみのり選手への応援幕贈呈式がありました。
2人ともルクレMYFCでの大活躍を期待しちょるよ!


さてレディースがこれからどうなるかまだわからないけれど
そこに選手がいる限り応援はつづけていきたいなと思っています。


まずクラブには残ってくれた愛子選手へのケアを全力でお願いしたいところ。
1人になっても残ってくれるとか並大抵のことではないですよこれは。
チームスタッフに丸投げとかではなくクラブの総力をあげてしっかりバックアップしてあげてください。
よろしくお願いします。

【開幕直前】レノファの全開幕戦&シーズン初ゴールをふりかえる

いよいよ2/24(日)の開幕戦が近づいてきましたね。
そこで今回はこれまでのレノファ全開幕戦&シーズン初ゴールをふりかえってみよーと思います。
f:id:shimoxx:20080210123242j:plain
(↑2008年2月島原がまだすリーグ山形戦でのひとこま)

2006年(中国リーグ)

記念すべきレノファ史上初の公式戦。
ファジにこてんぱんにやられたものの主将#10石上大輔が1得点を決め
これが記念すべきレノファ史上初ゴールとなりました。

2007年(中国リーグ)

初のホーム開幕戦は18本もシュートを放ちながら痛恨のドロー。
ちなみにワタシが初めてレノファ観戦&応援したのがこの試合。
なおシーズン初ゴールは第2戦(vs.JFE西日本)での#8柏原渉でした。

2008年(中国リーグ)

昇格組のヤーマンに痛恨のドローゲーム。
この頃から「レノファって開幕に弱くね?」みたいな声がチラホラ。
シーズン初ゴールは#11高杉勇次。

2009年(中国リーグ)

またも昇格組の元気SCに痛恨のドロー。
「開幕に弱い」「初物に弱い」との定評が決定的となった一戦。
シーズン初ゴールは#26福原康太

2010年(中国リーグ)

昇格組が相手でしたが創設5年目にして初の開幕勝利。
シーズン初ゴールは#9安田忠臣

2011年(中国リーグ)

またも昇格組にやられました。
オフにかなり補強したのにいきなりゼロ封。
シーズン初ゴールは第2戦での#28鈴木修平。

2012年(中国リーグ)

苦手の昇格組が相手でしたが難なく快勝。
しかしこの日一番の衝撃はサポ仲間同士の熱愛が発覚したことでしたな。
(一緒のクルマに乗っていちゃいちゃしながらやって来た)
シーズン初ゴールは#17田村隆生。

2013年(中国リーグ)

86分まで2点リードしてたのに残り4分であっさり追いつかれ
またしても悪夢の開幕戦ドロー。
シーズン初ゴールは#30飯塚亮。

2014年(JFL

負けはしたものの手ごたえを感じた敗戦。
シーズン初ゴールは#9岸田和人

2015年(J3リーグ

記念すべきJリーグデビュー戦で記念すべき初勝利。
シーズン初ゴールは#9岸田和人(2年連続)

2016年(J2リーグ

実に10年ぶりとなるファジとの開幕戦はドロー。
シーズン初ゴールは#8島屋八徳。

2017年(J2リーグ

このシーズンの低迷を予感させるような波乱の開幕戦。
シーズン初ゴールは#9岸田和人(3回目)

2018年(J2リーグ

このシーズンの躍進を予感させるような会心の開幕戦。
シーズン初ゴールは#19オナイウ阿道


というわけで以上を一覧表にまとめてみると…

開幕戦スコア シーズン初ゴール
2006年 ●1-5ファジアーノ岡山 #10石上大輔
2007年 △0-0広島フジタFC #8柏原渉
2008年 △1-1FC宇部ヤーマン #11高杉勇
2009年 △1-1元気SC #26福原康太
2010年 ○3-2ネクスファジ #9安田忠臣
2011年 ●0-1三菱水島FC #28鈴木修
2012年 ○5-0SC鳥取ドリームズ #17田村隆生
2013年 △2-2JX水島 #30飯塚亮
2014年 ●1-3ホンダFC #9岸田和人
2015年 ○2-1ガイナーレ鳥取 #9岸田和人
2016年 △1-1ファジアーノ岡山 #8島屋八徳
2017年 △2-2FC岐阜 #9岸田和人
2018年 ○4-1ロアッソ熊本 #19オナイウ阿道

レノファの開幕戦での戦績は4勝6分3敗。引分が結構多いすね。
はたして14年目のレノファ開幕戦はどんな試合になるんでしょーか。
そしてシーズン初ゴールは一体誰の手(脚)に?


今シーズンが始まるのはもうすぐです!

レノファサポと幕末長州の意外な共通点

ものすご遅くなりましたが
皆様あけましておめでとうございます<(_ _)>
f:id:shimoxx:20190125214831j:plain
(↑クラブからいただいた年賀状です)


さて先日うれしいニュースがとびこんできました。

レディースU-18が県女子リーグ2部で優勝し、1部への昇格を決めたとのこと。
レノファ全体の中で2018シーズンに昇格を決めたのは、ユースBチーム(県3部→2部)に続いてレディースU-18が2チーム目です。
あらためて振り返ればレノファがこれまで経験してきた「昇格」は合計9回ありまして…

  • 2013年 トップ(中国→JFL
  • 2014年 トップ(JFLJ3)、ユース(県3部B→県2部)
  • 2015年 トップ(J3→J2)、ユース(県2部→県1部)
  • 2016年 レディース(県→中国)
  • 2017年 ユースB(県4部→県3部)
  • 2018年 ユースB(県3部→県2部)、レディースU-18(県2部→県1部)

クラブ創設の2006年からなかなか昇格を経験できなかったレノファですが、2013年にJFLへの初昇格を決めるとそれ以降毎年どれかのチームが昇格を果たしております。昇格を毎年経験してるということは、レノファというクラブがまさに成長途上にあるってことなんでしょね。


その一方で、レノファがまだ経験したことないのが「降格」。
レノファにいつか訪れる(であろう)その時にあっても泰然自若としていられるクラブ&サポでありたいものです。


そこで思うんですけど、サッカーには「こーゆー時にサポはこーふるまうべし」みたいな不文律というか文化がありますよね。「降格したらサポはクラブに怒りをぶつけるべし」みたいな。
でもそれを真似る必要は全然ないと思うんです。スポーツ観戦・応援には「ただ一つだけの正解」なんてものはありません。人間と人間のやることなので「正解はいくつもある」ハズなんですね。


これまでの山口県はスポーツ観戦・応援の空白地帯でしたが、レノファがJリーグに上がってからは、そのへんの普通のおばちゃんおじちゃんたちがスタジアムまで観戦・応援にやってくるようになり、今まさに独自の観戦・応援文化を作り上げてるところです。


昔からのJ1クラブとかだと気合の入ったヤツらがスタジアムに集まり気合の入った応援をくりひろげる。それって「非日常」「ハレ」ですよね。でも山口ではそのへんの普通のおばちゃんおじちゃんがスタジアムに集まり日頃の生活の延長線上で応援をくりひろげる。つまり山口県民にとってのJリーグって「日常」「ケ」なんじゃないかなと。レノファサポにとってレノファを観戦・応援するのって「非日常」というよりも「日常」の延長線上的な感覚なんじゃないかなというのがワタシの仮説です。


で、レノファサポの観戦・応援文化に関連して、こないだ興味深いツイートを見つけたんですが


Jリーグ観戦者調査2018」はまだ公表されてませんので、このツイートにのってる画像の出所は一体どこなんだろう?と思ったりもするんですが、とりあえずこのツイートを信じることにしまして内容を見ていきますと、J1&J2の2018顧客満足度でレノファは堂々2位なんですね。これはビックリ。(それ以前に岡山さんが何年間も毎年1位だったわけですが)


さらにその顧客満足度の内訳を見ていくとレノファは「情報」と「雰囲気」で1位を獲得してます。
「情報」てのがよくわかりませんけど「雰囲気」はクラブとサポ・ファンが一緒につくりあげてくものなので、それがリーグ全体でトップということは、今のレノファ(クラブ&サポ・ファン)が進んでる方向は決して間違ってないということなんやろなと。


ただ、よそから見るとどうもレノファサポはぬるいみたいです。確かにそうかもしれません。ホーム維新みらスタでもレノファサポは全然声出てないですし。ゴール裏で周りの様子を見てみると、ちゃんと声出してる人5~6割、頭上で手を叩いてる人2~3割てのが実情です。
でもそれでいいと思うんですよ。
なんと言われようがそれでもスタジアムの雰囲気(満足度)はリーグ1なわけですから。


維新みらスタの雰囲気って県民性がよくにじみ出てます。
普段はのんびりしてるし結束もゆるいけどいざとなったら(それなりの)力を発揮する。
一部の人達がスタジアムの雰囲気を作ってるんじゃなく来場者全員が作れてる。
たとえばビッグチャンスを迎えたときにスタジアム全体から一体となって湧きおこる大歓声・どよめきなんてすさまじいですよね。アウェイに何か所か行きましたけど、維新みらスタみたいなどよめきってなかなか聞かないですよ。あれ絶対相手の選手にすげープレッシャー与えてますよ。
山口のサポ・ファンって独自路線(他サポとは違う方向)での最先端を走ってるんではないでしょーかねおそらく。


それもこれもレノファ応援をリードしてる人たちが自分たちの考えを周りに押し付けるんじゃなくてスタジアムに来てる人たちの雰囲気を活かそうとしてるからだと思うんですよね。
だから既存のJリーグ応援文化にそまってる人からしたらストレス感じてしまうんではないかなと。


ところで幕末維新のころ「薩摩の大提灯、長州の小提灯」という言葉があったそーです。
薩摩では大提灯を持った人(大人物)がみんなを先導していったのに対し、長州ではみんなが小提灯を持ち自分の判断で行動していった、という意味なんだそうです。一部の人達じゃなく来場者全員でスタジアムの雰囲気をつくれてるレノファサポってまさにここに出てくる長州と一緒じゃないすか?
やっぱ我々レノファサポって長州人の子孫なんですなあ。