なにげなくレノファ応援日記

レノファはどこから来たのか、レノファは何者か、レノファはどこへ行くのか

2007年 回顧と展望(その4 2008年展望編)

というわけで、今回は来る2008年シーズンを展望してみたいと思います。


まず、中国社会人リーグ。2008年はファジアーノ岡山のおかげで、JFL昇格への登竜門となる地域リーグ決勝大会の出場2枠が確保されています*1。今季3位だったレノファ山口にとって、来季はまさにビッグチャンスです。1位のファジアーノはいなくなったし、残る上位は2位のFCセントラル中国だけ。なら楽勝じゃないかって?しかし、勝負の世界はそう甘いもんじゃありません。現役草野球プレイヤーの自分にはわかります。

いずれも中国地方じゃ名の知れた強豪ばかり。2位以内に入るのはとてもじゃないが簡単じゃありません。勝って当たり前と思ったら大間違いです*2。でも、自分はレノファを信じたい。んでもって、一緒に戦っていきたい。来季のテーマはこれですね。


来季のリーグ戦に新しい楽しみが増えました。今までの日立笠戸(下松市)に加えて、FC宇部ヤーマン→ヤーマン公式宇部市)が中国社会人リーグに昇格し、山口県内3クラブの戦いを見ることができます。新加入のヤーマンは、レノファに勝ったこともあるという、決して侮れない、敬意を表すべき相手です(ヤーマンの由来がすごく気になりますね)。この3クラブの争いは、厳密にはダービーマッチとは言えないんでしょうが、いわゆる「山口クラシコ」として盛り上がることに期待してます。


残りの主要な大会としては、野上杯(3月頃)、中国社会人大会(6〜7月頃@不明)→勝ち上がったら→全国社会人大会(10月頃@新潟県)、県選手権(7〜8月頃)→勝ち上がったら→天皇杯(9月頃@不明)などがあります。夏に国体中国ブロック予選もありますが、レノファとしてでなく県代表として出ることになります。以上とあわせて、地域リーグ決勝大会(11月頃)がスケジュールに入ってきて欲しいものです。


さて選手についてですが、よそのJリーグ目指すクラブみたいに元Jリーガーとかを呼べる環境にはまだなってません。でも、「山口県の選手を中心とするチーム」というクラブコンセプトがあるわけですしね。自分は今の選手がやってくれると信じてます。
あとですね、去る12月8日に第1回選手セレクションがあり、8人もの内定が出たというニュースもありました*3。第1回てことは、第2回以降もあるのかな?今季加入したヒトシやタツヤやマサトがチームに新たな要素をもたらしたように、来季の新加入メンバーにも期待大ですね。


クラブ運営についてですが、2008年も課題は山積なのでしょう。ただ、あれだけの組織を運営していくには並大抵でない経済的・人的リソースとエネルギーが必要ってことは、社会に出て働いたことのある人にはすぐにわかることです。ですんで、自分としてはあんまし多くは望みません。できることを着実にやっていってほしい。もし運営面での良いアイディアでも浮かべば、このブログに書くか、メールとかで直接クラブに言うかしてみようと思ってます。


最後にサポ(サポーター)について。自分は手拍子や声援で応援する「声出しサポ」てのをやってますが、声出しだけが応援じゃないんですよね、ホントは。黙って座って試合を見に来てくれるだけでも、選手のチカラになってるハズだと思ってます。要は選手のチカラになってるかどうか。やっぱですね、満員のスタンドは選手のチカラになるんですよ。だから2008年は何とかして観客を増やしたい。

11月に維新公園ラグビーサッカー場で高校選手権の県決勝、西京高校vs高川学園を見に行ったのですが、スタンドは満員でした。あとで2800人が来てたと聞いてビックリです。レノファ戦に2800人来てくれたらなあ・・・。いつもは200〜300人くらいですからね。

スタンドを満員にする方法については、またおいおい書くことにいたしまして、それとは別に声出しサポも増やしたい。山口市には大学生も多いしポテンシャルはあるんでしょうけどね。このことについても、おいおい書いてくことにします。


ま、自分にできることはサポーター会員になって試合で応援に行って、余計なアイディアをクラブに提案することぐらいなもんです。実際にピッチで戦う選手には及びもしません。自分がドナルド・トランプ(古っ!)、いや三木谷浩史ロマン・アブラモビッチみたいな大富豪なら億単位のカネを出すんですがね。うちは4人家族なんで、とりあえず4人でサポーター会員になることにします。


それじゃ2007年はこれでおしまい。また来年もよろしくおねがいします。レノファを応援するみなさん、よいお年を!

*1:地域リーグの優勝・2位チームが出場する地域リーグ決勝大会は、予選ラウンドと決勝ラウンドの2段階。本来、出場枠は各リーグごと1枠だけだが、予選ラウンドから決勝ラウンドへ勝ち上がったチームの出身リーグには翌年2枠が与えられる。

*2:山口教員団時代も優勝経験はなく、2位を3回(1982年、1983年、1989年)経験したのみなんだよね。

*3:監督のメッセージ(公式)