なにげなくレノファ応援日記

レノファはどこから来たのか、レノファは何者か、レノファはどこへ行くのか

2007年 回顧と展望(その1 チーム回顧編)

今年も残りわずか1週間になりましたので、2007年シーズンを振り返りつつ、来る2008年シーズンを見通してみたいと思います。もっとも自分は2007シーズンも半分くらいしか応援に行ってませんし、昨年2006年なんて1試合も見てませんので、そんなに深い話はできないことをあらかじめお断りしときます。


今シーズンの回顧の前に、レノファ山口FC公式サイトに載ってたデータ(2006年2007年)を元にして、中国社会人リーグでの2006年と2007年のチーム・個人成績表をウp、もといアップロードしてみました。(2007年の最終2戦は公式サイトにまだデータ掲載されてませんので空白です。あと、公式サイトのデータもシュート数とかに誤りがあるっぽいので、100%正確な成績表じゃないです。)

まず、2007年は2006年よりも順位を上げました(4位→3位)。プレーオフ上位リーグ最終戦では、勝ち点1差で3位を争う強豪佐川急便中国SCとの直接対決を制し、3位の座を自らの手でつかみとりました。このことは純粋に評価して良いんじゃないかと思います。(もちろん3位に満足ってわけじゃありません。)


一方、2007年の勝ち点は2006年のそれより必ずしも伸びてません。2006年と2007年とでは勝ち点システムが異なります(2006年は引分がなくPK勝利2点、PK敗北1点だった)し、2007年は3試合プレーオフがありましたので、一概に比較はできませんが、仮に2006年のPK戦を全て引分勝ち点1で計算し、レギュラー14試合で比べてみると、2006年勝ち点24、2007年勝ち点21とマイナス3点の差です。

上位チームのFCセントラル中国には1勝1敗(勝ち点3)、佐川急便中国SCには2勝(勝ち点6)という星を残しました(ファジアーノ岡山は別格として)が、下位チームとの対戦で勝ち点3をあげきれなかったことが原因でしょう。もちろん下位チームと言えども十分な力を持って中国社会人リーグに参加してるわけですから「勝って当たり前」の相手と言うことはとてもできません。

ただ自分が見た数少ない試合を通して感じたのは、調子の波が大きいなーということです。それはシーズン通してでも一試合の中でも感じました。相手に合わせてしまうと言うか。シーズン終盤の戦いは(何となく)安定してきたように思われましたので、来シーズンに期待です。


あと、サポとしてとても嬉しいことに、レノファ山口のホームでの強さはハッキリと結果に現れています。2007年はホーム4勝2分1敗(アウェイ2勝1分4敗)と、ホームでの敗戦はファジアーノ岡山戦だけでした。ガンバ大阪の「勝て勝て勝て勝てホームやぞ」じゃありませんが、ホームに強いのは当たり前と思いきや、2007年の他上位チームを見ますと、ホームもアウェイもともに7勝0敗のファジは置いとくとして、セントラル中国はともに5勝2敗と地の利は見られず、佐川急便中国はホーム3勝4敗、アウェイ4勝3敗の逆転現象。2006年もレノファはホーム5勝2敗、アウェイ3勝4敗でしたから、ホームでの強さはレノファの特徴だと言えそうです。良い伝統として今後も続けてってほしいものです。


リーグ戦の他は、山口県サッカー選手権で優勝し、初タイトル獲得という嬉しい出来事もありました(→結果表(レノファ公式))。これにより出場した天皇杯1回戦では、負けはしましたが「山口の誇り」と言って良い試合を見せてくれました。7月には中国社会人大会(兼全国社会人選手権中国地域予選)が島根県でありました(→詳しいpdf(FCセントラル中国公式))。レノファ山口は1回戦のJFE西日本戦に勝ちましたが、2回戦の元気SC(鳥取県)にPK負けを喫しております。


てなこって、次回その2は選手回顧編の予定です。