なにげなくレノファ応援日記

レノファはどこから来たのか、レノファは何者か、レノファはどこへ行くのか

レノファの2018前半戦をざっくりふりかえる

7月1日の横浜FC戦。
今季最多の入場者数12,927人が集まりました。

しかし試合は0-3で完敗。
横浜FCが対レノファ用の思い切った作戦に出たところそれが見事にどハマり。
レノファも普段と同じ攻撃サッカーを展開し必死に追い上げようとしたんですが
最後の精度が足りずに完封負け。
長いシーズンこんな試合もありますよ。



この試合で今季も前半戦がおわりました。
というわけで過去シーズンと比べながら
今季前半戦を簡単に振り返ってみようと思います。



まずは得失点と勝敗と順位です。

  • 2016年 28得点33失点 9勝4分8敗 勝ち点31(8位)
  • 2017年 18得点31失点 3勝4分14敗 勝ち点13(21位)
  • 2018年 37得点31失点 11勝6分4敗 勝ち点39(2位)

失点数は毎年ほぼ同じペース。
残留争いしてた昨年も優勝争いしてる今年もまったく同じ31失点。
しかし得点はほぼ倍増。昨年と今年の明暗をわけてるのはこれ。
レノファの生命線はやっぱ得点力なんだなーと実感します。



今季ここまでの得点&失点の推移を移動平均グラフにしてみると……

オレンジ(得点)のグラフがグレー(失点)のグラフを大体上回ってます。
後半戦もこれを続けたいものですね。


ちなみに2016年はこんな感じで……


2017年はこんな感じでした。



次に「ピタゴラス勝率」を切り口に見てみましょう。
このブログによく出てくる「ピタゴラス勝率」。
これをなるべく簡単に説明すると、
得点&失点の比率から計算される「理論上の勝率」のことで、
チームの実力を(実際の勝率よりも)よく反映してるとされてます。


今季レノファのここまでのピタゴラス勝率の推移を見てみると……

だいたい0.6前後。一般的には、
0.6前後→プレーオフ圏内争い
0.7前後→自動昇格争い
とされてますので、
失点は仕方ないとしても得点を増やしていって
ピタゴラス勝率を0.7前後まで引き上げていきたいところです。


J2各チームの「実際の勝ち点」と「ピタゴラス勝ち点」をグラフにするとこんな感じ。

グラフ上の狭いエリアに何チームもひしめいてます。
てことは、きっとこれからも混戦がつづくんでしょうね。


次に今季レノファの「実際の勝ち点」と、
ピタゴラス勝率から計算される「理論上の勝ち点」(ピタゴラス勝ち点)を
グラフにしてみると……

実際の勝ち点が、ピタゴラス勝ち点を大きく上回ってます。
これはつまり「今季のレノファは相当運がいい!」ということ。
得失点比からすると勝ち点32ぐらいが妥当なのに、実際は勝ち点39。
勝ち点を7つも得してる計算になります。
このアドバンテージがシーズン終盤でモノを言うかもしれません。



この「運の良さ」を引き出してるのは霜田監督みたいな気がします。
これまでくすぶってた選手たちが今季みんなイキイキとプレーしてますもんね。
ストライカーとして覚醒したオナイウ阿道
ピッチを縦横無尽に駆け回る高木大輔
MVP級の活躍を見せる小野瀬と前ちゃん。
実はこんな上手い選手だったのか!と思い知らされた池上丈二。
1試合ごとに守備がどんどん上手になってく三幸と鳥養。
このサッカーを見れる山口民は幸せ者ですよね。



最後にホーム1試合平均入場者数。

  • 2016年 5,821人(ホーム11試合)
  • 2017年 5,183人(ホーム10試合)
  • 2018年 6,486人(ホーム10試合)

じわじわお客さんが増えてる感があっていいですね。
いろんな人が一緒に楽しめる維新みらスタの空間を続けていけば
これからもお客さんはじわじわ増えてくんじゃないでしょーかね。


ではでは。