なにげなくレノファ応援日記

レノファはどこから来たのか、レノファは何者か、レノファはどこへ行くのか

岡山、徳山大学……2つの壁

前回のブログにも書きましたが
レノファが誕生した時からずっとその背中を追ってきた相手
ファジアーノ岡山


6月9日、宮さんの命日。
霜田監督になって岡山と初めての対戦です。
今日こそは!の思いで維新みらスタに向かいます。


この日のチャントはちょっとキーが高め。
我々中年のノドには厳しめの高さでしたが
大多数のレノファサポには声が出しやすい高さだったようで
試合前からゴール裏の声援はいつもより大きめな感じ。


さて試合は開始直後からガンガン攻めたてるレノファと
しつこくレノファ最終ラインの裏を狙ってくるファジアーノという構図。
決定的なピンチをみんなの念力で防ぐと、
#24山下ケイタが外国人みたいなヘッドを決めて先制!


夜のとばりが静かにおりてゆく中
熱い維新みらスタの前半が終わりました。

 


さあ、今日の勝利つかみとろう!


追加点を呼び込もうと、かつてない大声援を送るレノファサポ。
ピッチ上では戦術的な駆け引きがバチバチと音を立てながら繰り広げられます。
一体なんなんやこの至高の空間!(または究極の空間)


そして迎えた勝利の瞬間。
(画像)


選手がゴール裏へ歩いてくるまで『進め山口』の大合唱。圧巻でしたね。
あんなことされると泣いてまうのでコルリさん勘弁してほしい(笑)


それにしてもこの日のレノファサポは本当よく声が出てました。
あれレノファ史上最大の大音量だったでしょ。
みなさん翌日ノドがガラガラだったんじゃないかしら。


そしてクラブ史上、岡山相手に初勝利。
これで岡山を追い越した、岡山に追いついた、と言うのは時期尚早としても
ようやく岡山の背中が見えてきた、と言ってもええんじゃないですかね。


「レノファってクラブはまた新たな『スタートライン』に立ったんやなあ……」
と余韻にひたりながら維新みらスタを後にしたのでした。

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その翌日、レノファレディースの応援に行ってまいりました。
相手は徳山大学
まだ勝ったことがないどころか、
ゴールを決めたことすらない強敵です。


レディースもトップと同じく4-1-2-3。
ただ両WGがちょっと下がり気味なので4-1-4-1ぽい雰囲気も。
そのためCFW#9山崎ユイカが孤立気味になり
ボールを奪ってもなかなか効果的な攻撃につながりません。


一方、守備は勇気を持って高いラインをキープ。
徳山大がその裏をしつこく狙ってくるので
DF陣への負担も自然と大きくなる。
前半は0-3と苦しいスコア。


後半が始まると
いても立ってもいられなくなったレノファサポたちが
前日の応援でガラガラになったノドを押してコール&チャントを始めます。


HTで修正したのか、前線から中盤の連動プレスがハマりだし
いい形でボールを奪えるようになったレノファ。
後半は何度もアタッキングサードに侵入し、
SB#7竹下カホとIH#17渡邊レナのゴールで2点を奪取!
逆に前がかりの裏をとられ3点を失ったものの、
見てる人たちの心をつかむサッカーを展開してくれました。


終わってみれば2-6。
ドン引きで守ればもっと失点を少なくできたかもですが
それではこのチームに未来はない。
勇気を持って前に出た結果が、6失点であり2得点。


「これならこのチームに未来はある!」
と言える内容だったんじゃないでしょーか。


徳山大学もさすがでしたね。
ボールを奪うときは必ず2人以上ではさみこみ、
奪った後はここにボールを出す、てのが徹底されてました。
選手はみんなひたむきだし礼儀正しいし好感が持てるチームです。


まだまだ徳山大学の壁は高く分厚いですが
うっすらとその背中が見えてきたかなーと。
これからが楽しみですね。