なにげなくレノファ応援日記

レノファはどこから来たのか、レノファは何者か、レノファはどこへ行くのか

勇気を持って前に!

こないだの6/2(土)は徳地までレノファU18の試合を見てきました。
自宅から徳地まで約27km。ママチャリで行くにはちょうどいい距離です。


まずは仁保の郷をすぎ……

(グーグルストビューから拝借)
 
地獄のような松柄峠をのぼり……

(グーグルストビューから拝借)
 
ユニコーンの『自転車泥棒』を口ずさみながら引谷の道を進み……

(グーグルストビューから拝借)
 
やっと徳地につきました!所要時間は1時間28分。
死ぬかと思いました。サッカーを見るだけなのになぜこんな苦しい思いをしなきゃいけないのか。


この試合はクラブユース選手権中国予選の決勝リーグ。
相手はサンフレッチェ広島ユース
高円宮杯プレミアリーグで日本一を争っている超強豪です。


結果は0-2。善戦と言ってええと思います。
最初は相手をリスペクトしすぎてたのか
慎重になりすぎるようなシーンが多かったんですが
途中から自分たちの力がどこまで通用するのか分かってくると
トップチームみたいに勇気を持って思い切ったプレーが飛び出るようになり
ピッチ上で楽しそうに躍動するレノファユースの選手たち。
きっと大きな自信になったことでしょう。


さて27km走って徳地まで来たということは帰りも27kmあるということ。
ユースの試合が終わったのが15時。
DAZNでトップの千葉戦が始まるのが17時。
走れメロスの気分で自宅に向かってママチャリでぶっ飛ばします。


今にも熊が出そうな桝谷峠をこえ……

(グーグルストビューから拝借)
 
自転車道を突っ走り……

(グーグルストビューから拝借)
 
自宅に16時29分着。所要時間1時間20分。
死ぬかと思いましたが、なんとかダゾーンに間に合いました!


レノファ×千葉戦も劇的でしたね。
みなさんご存知のとおり
後半ATにアンカーの三幸が右からあげたクロスを
右SBの前ちゃんが頭で叩きこみ同点に追いつくというなかなか狂った展開。


この試合で霜田監督がいみじくも言われました。


前半は腰が引けて僕らの思い切りの良さや、厳しさ、迫力が出せなかった前半だったのですが、後半は選手たちが勇気を持って前に出てプレーをしてくれた
http://www.renofa.com/archives/result/chiba-201817/
おお!これって今日見たユースの試合にも通じるぞ。


その数日後、たまたまレノファレディースの沖田選手にお会いしまして
「こないだの出雲戦おしかったですよね(1-2で敗戦)」
「でも手ごたえもあったんじゃないですか?」
と聞いてみると


「悔しかったですよ〜〜〜」
「でもたしかに自信につながりましたね」
「最初みんなビビって受けに回ってしまったんですよね」
「でも途中から思い切ってプレーしたら前に出ることができて」
とのこと。


レノファのユース、トップ、レディース、3チームいずれも
「勇気を持って前に」というキーワードでつながった気がします。
強いチームと当たることで自分たちの実力を引き出しつつあるレノファの3チーム。
ここが成長の限界なのか、ここからさらに成長していくかの分かれ目は
「勇気を持って前に」出れるかどうか、なのかも知れませんね。


今日6月9日はレノファ初代監督の故宮成隆さんの命日。
2013年に亡くなられてもう5年がたつんか……。
長かったような、早かったような。
http://d.hatena.ne.jp/shimoxx/20130610/1370868347


レノファが2006年に誕生して最初に対戦したのがファジアーノ岡山
当時はまだ両チームとも中国リーグ所属でしたが実力差は明らかでした。
その試合の戦評を故宮成さんが当時のクラブ公式サイトに書かれてまして……
http://web.archive.org/web/20070119080155/http://www.renofa.com:80/shiai.html


1-4とリードされてたけど1点を返すため前がかりに攻めた、という記述がありました。
「勇気を持って前に」はレノファというクラブが誕生したときからのDNAなのかもですね。


今日のトップの対戦相手はファジアーノ岡山
クラブ史上まだ勝ったことがない相手です。
宮さんによい知らせを届けることができれば最高ですね。
サポーターも「勇気を持って前に」むかってレノファを応援しましょう!


そしてユースも今日、米子でガイナーレ鳥取ユースと対戦。
レディースは明日、徳大グラウンドで徳山大学と対戦。
どちらも強敵ですがビビることなく勇気を持って戦いたいものです。


ではでは。