なにげなくレノファ応援日記

レノファはどこから来たのか、レノファは何者か、レノファはどこへ行くのか

2015年のレノファとJ3をふりかえる

みなさんこんばんは!
今日は大晦日。すでにツイッターでつぶやいたこととほとんど丸かぶりになってしまいますが、この長くて短かった一年をざっくり振り返ってみたいと思います。


まずは今季J3の勝ち点の推移グラフから。

シーズン前、レノファの優勝を予測してた人いますか?(笑)
アタシは、2月の長野との練習試合に勝ったとき、さすがに優勝は無理でも4位以内は十分いけるし、あわよくば2位争いにからめれたらいいなーと淡い期待を抱いてました。
ところが、第2節で早くも首位に立つと、終盤は若干(?)もたついたものの、一度も首位を明け渡すことなく優勝!
まさに夢のようなシーズンを味わうことができました。


その原動力は、取られても取り返す、あの攻撃にあったといってよいでしょう。

今季J3の得失点マトリックスを見てみると、レノファだけが独りポツンと変なとこにいます。


なぜ、レノファはあれだけ点を決めることができたんでしょ。

今季J3各チームのシュート数&シュート決定率のマトリックスを見てみると、レノファのシュート決定率がずば抜けて高いことがわかります。
個人的な印象で申し訳ありませんが、今季レノファはあの鮮やかなボール回しからシュートを決めやすいシチュエーションを作るのがうまいなーと感じましたし、それとシュートをきっちりと枠内に飛ばせてたのも大きかった。


優勝争いの相手となった町田さんは、レノファとは対照的に固い守備力で勝ち上がってきました。

町田さんはそもそもシュートを打たせないし、打たれても決めさせない。
すでにJ2に適応したサッカーを作り上げてきたなーという印象でした。


レノファと町田さんの得失点比率(ピタゴラス勝率orP勝率)を比べてみると大体いっしょ。

不思議なことにどのスポーツでも、得失点比率(ピタゴラス勝率)と実際の勝率がリンクする現象が起きてまして、レノファと町田さんが激しく競り合ったのも得失点比率をみれば納得できてしまいます。


しかし、最後の決め手となったのは、ベテランの力でした。
平林キヨ選手の劇的なゴールで優勝をつかみとったレノファ。
シーズン最後のワンプレーで優勝が決まるなんて聞いたことも見たこともありません。
マンガでも編集からボツを食らいそうな、まずありえないベタな展開。
まさかそれを「俺達」のクラブで味わえるなんて!
ホント夢のようなシーズンでした。


それではレノファ選手たちのゴール数推移グラフを見てみましょう。

ひとりおかしなペースでゴールを決めてる選手がいますねえ( ・ε・)
実は今年1月の必勝祈願のとき、キシ(岸田選手)とタカキ(福満選手)は「二人で40点取ります」と約束してくれたんですが、結果的にはそれをはるかに上回る51得点。まさに有言実行の二人でした。


また個人的な印象で申し訳ないんですが、アタシは思うのです。
リーグMVPはキシ(岸田選手)、
チームMVPはショージ(庄司選手)だったなあと。


今季の開幕戦を見たとき強く感じました。
「昨年までと全然違う!」
「なんやレノファのサッカーwwwおもしろすぎるやろ!」
「このサッカーやりきってくれるなら勝っても負けても一年間楽しめる」
ところが現実は、勝っても負けてもどころか連勝街道。
その今年のレノファサッカーの心臓といえたのがショージ選手でした。
たとえは適当でないかもですが、それまで二次元だったレノファサッカーにひとつ次元を加えて三次元にしてくれたのがショージ選手だったなあと。
みなさんはどう思われますか?


さて来年のレノファはJ2です。
J2といえばガチガチでゴリゴリに固いというイメージ。
実際ものすごく点の入りにくいリーグになってます。

このリーグでレノファのあのサッカーがどこまで通用するのか。
やはり不安はありますが、レノファが勇気と闘志をもって挑戦する限り応援していきたいと思います。


それでは今回はここまで。
次回はレノファが生まれて10年間の歴史をざっくり振り返ってみよーかなーと思ってます。


んでは
みなさま、よいお年を!(・ω・)ノ