なにげなくレノファ応援日記

レノファはどこから来たのか、レノファは何者か、レノファはどこへ行くのか

地域決勝を見にちょっと中津まで

今朝起きたら天気がよかったので、中津まで地域決勝を見に行ってきました。


ネクスファジの今日の戦い方は興味深かったです。
こーゆー戦い方もするんだーと思いながら見てました。
今日勝って決勝ラウンド進出を決めたときは、素直な気持ちで祝福の拍手を贈らせてもらいましたが、同じリーグで対戦してきたチームの歓喜の姿を見てると、悔しさが胸の奥底から湧きあがってきました。そう、「なぜ我々にこれができなかったのか」という思いをあたしゃまだ拭いきれないのですよ。
試合後、ネクスサポのコルリさんに祝意をお伝えしたところ、喜びの笑顔を見せつつも「今からが本当の勝負です」と浮かれた様子は全くなし。ご健闘を祈ります!


今日一番印象に残った選手はFC鹿児島の田上主将。
切れ味鋭いプレーもさることながら、毅然としたキャプテンシーには心を打たれました。敗戦のショックを微塵も見せずに、うなだれる選手たちを率いて両軍サポさんにあいさつ。その後、地元TV局の取材にも真摯に対応し、インタビューが終わったら各局記者さんと一人ずつ握手。こんなことされたらTV局さんもクラブを応援したくなりますよね。
しかし最後にFC鹿児島サポさんに一年間のお礼を述べる場面では、涙をグッとこらえ、それでもあふれてくる涙。これはキャプテンですわ。サポさんの心を掴まえて離さない、素晴らしい選手です。


SC相模原はフツーに強かったです。
ああこれがJFLに上がるチームなんだなーという印象。
ハーフタイムに聞こえてきた「JFLで町田と対戦したい」をぜひ実現しちゃってください。


中津のグループCは4チームともサポーターさんたちが大勢来られてました。普段、他地域の応援を聞くことってないので、いろんなバリエーションの応援にふれることができて、とても勉強になりました。あらためて思ったのは、4チームとも太鼓の音色が違ってまして、うーん、太鼓のチューニングって奥が深いんですねえ。
あと今日驚いたのは、どのサポさんも試合後に相手コールを入れてたこと。数年前まではどこもやってなかったんですよ……確かやってなかったはず。相手への挑発になりかねないとか言って。
でも今年は3日間とも相手コールをやったそうでして(少なくともグループCは)、こーゆーことが定着してくのはいいことですよね。


もひとつ印象に残ったのは、某応援席から聞こえてきた絶叫。
自軍が相手ゴール前まで攻めこむたびに「キャーーー」とも「ギャーーー」ともつかない金切り声が中津の初冬の澄んだ青空へと響き渡り、会場に来た観客の心に深く深く刻まれました。かの有名な2年前の「入れてーーー」を思い出すのはわたしだけでしょうか……。


見たのは今日3日目の2試合だけでしたが、もしレノファがこの場に出てたら……コテンパンだったでしょうね、客観的に見て。まだまだ圧倒的に実力不足、というのが実感です。
そして来季の地域決勝まであと12か月「しか」ありません。