「数字でふりかえる」シリーズの3回目。
今回はリーグ戦の成績をもとに、選手の活躍ぶりを簡単にふりかえってみましょう。
出場時間
今季のリーグ戦フル出場は#2伊藤博幹ただひとりでした。
過去にシーズンフル出場を果たした選手はそう多くなく(2007年の柏原渉、2008年の多久島顕悟、2010年の安田忠臣)、レノファ史上4人目の偉業。
ちなみに2007年以降の出場時間ランキングは次のとおり。(選手名の右数字は出場時間(分)です。)
順位 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 柏原 1530 | 多久島 1440 | 伊藤 1599 | 安田 1620 | 伊藤 1620 |
2位 | 藤井 1440 | 福原 1408 | 福原 1498 | 碇野 1548 | 碇野 1522 |
3位 | 浅野 1353 | 吉田 1342 | 安田 1442 | 福原 1508 | 田村 1515 |
4位 | 尾崎 1252 | 安田 1279 | 柏原 1317 | 田村 1487 | 福原 1485 |
5位 | 宮崎 1137 | 高杉 1279 | 藤井 1260 | 伊藤 1395 | 高田 1443 |
6位 | 南部 1116 | 藤井 1260 | 吉次 1235 | 鈴木 1384 | 市原 1394 |
7位 | 吉田 1060 | 大野達 1186 | 大野達 1191 | 藤井 1215 | 鈴木 1376 |
8位 | 高杉 1049 | 渡辺雅 990 | 吉田 955 | 中川 1202 | 安田 1215 |
9位 | 松原 973 | 戸高 932 | 高杉 795 | 柏原 917 | 藤井 1215 |
10位 | 石上 940 | 柏原 856 | 鈴木 678 | 戸高 762 | 中山 759 |
今季は例年以上にレギュラーメンバーを固めて戦ってたのだなあ。
ゴール数
今季リーグ戦でのゴールランキングは次のとおり…
- 15得点 市原
- 12得点 福原
- 6得点 中山
- 4得点 佐久間、碇野
- 3得点 安田、伊藤
- 2得点 田村
- 1得点 吉次、兒玉光、高田、鈴木
ですが、90分当たりゴール数ランキングを算出してみると…
- 2.00 佐久間(4得点/180分)
- 1.25 吉次(1得点/72分)
- 0.97 市原(15得点/1394分)
- 0.73 福原(12得点/1485分)
- 0.71 中山(6得点/759分)
- 0.24 碇野(4得点/1522分)
- 0.22 安田(3得点/1215分)
と、実は#19佐久間がゴールを量産していたことが判明。
180分の出場で4ゴールはかなりの「切り札」っぷり。
シュート数
まずは90分当たりシュート数ランキングを算出してみると…
- 8.18 石原(2シュート/22分)
- 6.00 佐久間(12シュート/180分)、上垣(8シュート/120分)
- 5.73 中村優(7シュート/110分)
- 3.75 吉次(3シュート/72分)
と上位は攻撃的サブ組が独占。出場機会を得るため、みんな積極的に自らの役割を果たしたってことか。
さて今季レギュラー陣の90分当たりシュート数はこんな感じでした…
- FW 市原3.49、中山3.44
- SH 田村1.96、福原3.03
- DH 碇野1.60、鈴木0.78
- SB 安田1.04、高田0.94
- CB 伊藤0.39、藤井0.00
ちなみに昨季レギュラー陣の90分当たりシュート数…
- FW 中川1.87、鈴木1.17
- SH 柏原1.28、福原3.28
- DH 田村1.51、戸高0.47
- SB 安田0.72、碇野0.76
- CB 伊藤0.65、藤井0.07
全体的に今季の方がよくシュートを打ってます。特にFW。
これは選手個人がどーこーよりも、チームとしての完成度を高められた現れじゃないかなー、などと思ってます。よくわかってませんが。
というわけで、(あんま深く掘り下げることもなく)ざっとふりかえってみました。
もし「こーゆーデータはないか?」てなリクエストなりございましたら、コメント欄にぜひどうぞ。
ではでは。