なにげなくレノファ応援日記

レノファはどこから来たのか、レノファは何者か、レノファはどこへ行くのか

回顧と展望2009(その4) クラブ編

今日の回顧と展望はクラブをふりかえりです。

今年の新企画ふりかえり

今年のクラブ運営では、いくつかの新企画がありました。
まずホームゲームで毎試合、MDP(マッチデー)を配布してくれたこと。
このマッチデーのクオリティ高しです。一体どんな人が書いてるんだろう…(*^_^*)
それから、天皇杯の川崎戦では初のアウェイバスツアー。
これを来年以降、アウェイゲームで継続できるようにしないとですね。
あと、ラジオ番組『Go!Go!Renofa!』も始まりました。
これ、かなりスゴイことですよ!PR効果はかなりのモンだと思います。


そして、ハイライトは5月6日の維新での観客1000人作戦。
過去になかったこの集客の取組は、目標を上回る1200人という結果につながりました。
そのほかのゲームでも、お客さんの数が昨年より明らかに増えました。ただし1000人超えが1試合だけだったのは、ちと残念。今年のレノファは観客動員でクラブ史上新記録(総計5100人、1試合平均567人)をマークしました。
が、よそのJリーグを目指す物好きクラブの1試合平均1500人とか2000人とかいう数字を見ると、まだまだ頑張れる余地はあるハズ。と思ってしまいます。

そろそろ離陸を

レノファができて4年がたち、かなり山口県にレノファが浸透してきました。
となると、そろそろクラブに大きく飛躍してほしい!という声が上がってくるのも自然なこと。
しかし全国のJFLを目指すクラブと比べると、レノファの運営体制はかなり…弱いです。
この運営体制でよく2年連続地域決勝に出て、あそこまで戦えたな!というのが正直なところ。その意味では、選手の頑張りがいかにスゴかったか、ということでもあるワケで、選手の頑張りレベルが8くらいだったとすると、クラブ運営は2か3。ついでに言えば地域の応援(観客数とか)は1とか2レベル。そのくらい選手のパワーが突出してますよね、現状は。早くクラブ運営や地域の応援のレベルを上げないといけません。


よその物好きクラブみたいに、大口スポンサーをがっぽり集めて、5千万円とか8千万円とか1億円とかの運営費でもって、プロ契約選手もたくさん雇って…、と大空へ向かって離陸する姿を期待する人も多いのでしょうが、これがまさに「言うは易し、行うは難し」。
身の丈をこえた経営をすると一体どうなるか。みなさんよくご存知ですよね。
かといって、身の丈経営ばかり唱え、いつまでも現状に甘んじてていいのか?
難しいところです。

クラブの成長=地域力

レノファが強くなるには、クラブだけが頑張っても意味ないです。
クラブの成長は、地域の応援があってはじめて成り立つモンだと思ってます。


だって地域が応援するということは、そのクラブの存在が地域の人たちにとって生活の一部になるということ。そうなれば企業も行政もこぞってクラブを支援し始めますよ。地域の人らの生活になってるものを企業や行政がほっとくわけないもの。
だから、まず山口県という地域がレノファを応援することが大事なんじゃないか。
「暗いと文句たれるより、すすんで明かりをつけましょう」の精神をみんな持つべきなんじゃないか。と思うわけです。

本気(マジ)

じゃ、クラブは地域におんぶにだっこでイイのかというと、当然そんなことはなくって、クラブも本気で取り組まないと地域の応援はとてもじゃないけど集まんないっす。


そのためにはまず、クラブから地域に「応援して」と呼びかけること。
既にやってますよね。ラジオ番組とか1000人作戦とか子どもサッカー教室とか。来年はこーしたプロモーションをこれまで以上に展開してほしいっす。アイディア次第ですよね。カープの斬新なグッズ展開とか、巨人のファン心理を突いたファンクラブ特典とか、よそのいいとこをパクっちゃえばいいんですよ!「合い言葉は『パクろうぜ!』」でいきましょうよ。


もう1つは、地域の応援をしっかり受け止められるよう、クラブの体制強化をすすめてほしいなー、と願ってます。例えば運営法人の設立なんかは、対外的にいろんな面で強力なアピールになりますよね。口で言うほど簡単じゃありませんが。


ここまで来たからには、そろそろレノファの本気の姿が見たい。クラブとして飛躍しようとする姿勢が見たい。サポーターとして偽らざる気持ちです。もちろん、身の丈こえて飛躍しろとは言いません。変わろうとする姿勢がほしいんです。


じゃ、変わろうとするのはクラブだけでいいのか?
サポは変わろうとしなくていいのか?
次回、サポーター編。