今日、松本山雅FCがJFL昇格を決めたとのこと(cf.JFA公式)。おめ。
これで来年は松本と対戦せずにすむんだね…(´∀`)ホッ
ウワサのテクニカル映像配信で今日の松本戦を見てたんですが、観客1万人ですよ!アルウィン満員ですよ!声出しサポも2千人くらいいた感じ。JFL以下で一番熱いと言われてる松本サポ。松本って市の人口が約20万人、圏域人口も40万人くらいしかいないのに、あの盛り上がりですよ!正直すばらしい!
それにひきかえ150万人もいて何やってんだ山口県民、という話ですよね。
鳥取の飲み屋さんで松本サポさんと隣になったとき、聞いてみたんですよ。
- ウチらから見たら松本サポは正直ウザい。
でも「ウザい」ってのはホメ言葉なんだ。
敵に「ウザい」と思わせるほど、地域全体で一体となった熱い応援ができてんだ、アンタらは。
それはホントにうらやましい。
あの盛り上がりをどうやって作り上げてきたのか?ぜひ教えてほしい。
松本サポさんの答えはこうでした。
- 特別なことをやってきたワケじゃない。
ほんの数年前までウチも応援人数は少なかった。
地道にコツコツやってきただけだ。
つまるところ、サポーター道に王道なしってことなんでしょうね。
一方、チームに着目すると、松本山雅の戦力は圧倒的でした。居並ぶ元Jリーガーたちの数々。これをレノファが真似するのは現実的じゃありません。
今年の松本山雅の運営費は8千万円〜1億円だと言われてます。
かたやレノファは(おそらく)1千万〜2千万円程度。
松本山雅的な手法を取りたくても取れないのが(おそらく)レノファの現状なのです。
じゃ、どうすりゃいいのか。
松本と同じくJFL昇格を決めた日立栃木ウーヴァSCがそのヒントになるかもです。
「日立」と企業名がついてますが、日立アプライアンス(株)が主要スポンサーというだけで、その実態はレノファと同じく地域スポーツクラブ。ひょっとしたら運営費もレノファとそう大差ないかも。元Jリーガーは2人のみ。あとは白鴎大学出身とか作新大学出身とか。
有名な選手はほとんどいませんが、地域決勝では「サッカーは名前でやるもんじゃない」という言葉をそのまま体現し、見事なたたかいぶりでJFL昇格を一発で決めました。
JFL昇格がマネーゲーム化してきたこの数年ですが、日立栃木の昇格はこの流れに一石を投じるかも知れません。レノファもまたマネーゲームに乗っていくのか、日立栃木のように違う道を進んでいくのか、とても気になるところです。