レノファが2年ぶりに県選手権決勝へ戻ってきました。
対戦相手は山口合同ガス。
会場は維新公園ラグビー・サッカー場。
天気はイイ感じの曇り空なんですが、かなり蒸し暑い。消耗戦になる悪寒。
重苦しい前半
前半10分、相手のスキを突いて#26コータ先制(レノファ1−0合同ガス)。しかし、今日のレノファサッカーは昨日見た「内容のいいサッカー」とは少し違います。何かやりにくさを感じるというか、8月で10試合目という過密日程の疲労が現れ始めてるのか?
一方、合同ガスはドン引き作戦。最終ラインを8人くらいで固めて、カウンターだけを狙ってきます。なのでレノファのダブルボランチはほとんどフリー。押したり引いたりしながら攻めるレノファですが、なかなか合同ガス守備陣を崩すことができせん。こういうときに欲しいのが#22イシハラなんですが…、今日はベンチ外。う〜ん。
前半終了間際、#14タツヤがこぼれ球をクリアしようと足を上げたところに相手選手が来てタツヤ2枚目イエロー→退場。故意ではないですが、この判定は妥当、なんだろうな。仕方ない。切り換えていくしかありません。何とも重苦しい前半が終了しました。
波乱の後半
後半開始間もなくの4分、相手CK→こぼれ球を見事にねじこまれ、同点に追いつかれます(レノファ1−1合同ガス)。
大喜びの山口合同ガスイレブン。まさに合同ガスのゲームプランどおりの試合。合同ガスからすれば、レノファの動揺をもっと誘いたい場面ですが、こんなときこそ落ち着きが必要。まだ、あわてるような時間じゃないです。
ムードを変えるには、やはり直後に得点が欲しい。
すると後半10分、CKから#2ヒロが執念でつなぎ、最後は#4ケンジローが執念でねじこんで勝ち越しに成功です(レノファ2−1合同ガス)。スタンドに向かってアピールするケンジロー。そして大盛り上がりのレノファサポたち。まさに「気持ちは一つ」!
そして後半15分頃、#9ヤスのかすった当たりが相手DFの間をコロコロ抜け
GKも見切ったボールは吸い込まれるようにゴールへ(レノファ3−1合同ガス)。
後半は相手のプレスも緩くなり、陣形もスカスカになったおかげで、レノファはかなり自由なサッカーをやらせてもらえました。
後半20分、#26コータのゴール。スタンドのサポにもみくちゃにされるコータ(レノファ4−1合同ガス)。レノファサポの雰囲気は最高潮に達します。
後半23分頃には#26コータの今日3点目。コータのハットトリックは今季何度目だっけ?(レノファ5−1合同ガス)
後半30分頃、合同ガスの(多分)#18が1点を返します(レノファ5−2合同ガス)。この#18はSC鳥取にいたという松山陽介選手。めちゃくちゃ速くてうまい!ウチのDF陣も#18松山選手を抑えるのにとても苦労してました。
後半30分過ぎには#39ケンタを投入。ケンタが4か月ぶりにピッチに戻ってきました。(ケンタのファンだという)場内アナウンスさんの声も少し力が入り気味。
その直後、#39ケンタのファーストタッチは何と豪快なミドルシュート→ゴール!ケンタさん、いやケンタ様、オマエは一体何てヤツだ!一斉にケンタ信者になるレノファサポたち。(レノファ6−2合同ガス)
後半35分頃には本日2回目の#9ヤスゴール(レノファ7−2合同ガス)
その後も攻めまくるレノファでしたが、このまま暑くて熱くて長い試合は終了。というわけで、レノファ山口FCがクラブ史上2回目の県選手権優勝を果たしました!
表彰式後には、選手&サポたち一緒に記念撮影するシーンもあり、サポとしてはホントおこがましいんですけれども、「気持ちを一つ」にして勝ち取った優勝やなあ…、としみじみ思いました。
総じて
さすがに今日はみんな疲労がたまってるようで、2失点してしまったように、決して課題も少なくないゲームでした。そうは言っても、結果を出したレノファイレブンを褒めてあげたいと思います。
そして高い集中力でレノファを苦しめ続けた山口合同ガス。決勝にふさわしい相手でした。このチームはホント強いです。