さて、Jリーグ参入を目指しているレノファ山口FC。レノファが今いる中国リーグは、全国に9つある地域リーグのうちの一つです。で、この地域リーグの立ち位置なんですが…
というように、地域リーグは上から数えて4部リーグ、いってみれば「J4」に当たります。Jリーグ（J2以上）に上がるには、一つ上のJFLへ昇格する必要があるんですが、地域リーグからJFLに昇格するには、「全国地域リーグ決勝大会」略して「地域決勝」というトーナメントを勝ち抜かないといけないのです。
というわけで、今回は地域決勝についておさらいしてみることにします。
地域決勝には、各地域リーグの覇者など16チームが参加します。
まず、4チームごとの4グループに分かれて、総当たりの予選ラウンドを戦います。3日間で3試合をこなす過酷な日程の中で、グループ1位にならないと次の決勝ラウンドに進むことができません。
- 今年の予選ラウンド日程
- 11月22日(土)〜24日(月・祝)
- 予選ラウンド会場（4会場）
おそらく、中国リーグの1位チームはとりぎんバードに、2位は本城か春野に割り当てられるだろうとの下馬評です。
予選ラウンドで1位になった4チームは、次の決勝ラウンド（同じく総当たり）に進みます。これも3日間で3試合をこなす酷なスケジュールですが、2位以内に入りさえすれば、JFL昇格がほぼ決まります。3位の場合でも、入れ替え戦に勝つとか状況に応じてJFL昇格への道が開かれてます。
- 今年の決勝ラウンド日程
- 11月28日(金)〜30日(日)
- 決勝ラウンド会場
- 石垣島サッカーパークあかんま
石垣島ですよ、石垣島！一体誰が行けるんだよ！？この期間に台風でも来たらどーすんでしょね？
さて、地域決勝への出場資格ですが、地域リーグの優勝チームであることがキホンです。それだと9チームしか集まらないので、前年の地域決勝で決勝ラウンドに進出したチームの出身リーグには、優勝チーム＋2位チームの「2枠」が与えられてます。昨季、中国リーグからファジアーノ岡山FCが決勝ラウンドまで進出してくれたおかげで、今季の中国リーグは地域決勝2枠をゲットしてるというわけなのです。
そのほか、例年10月下旬に行われる全国社会人サッカー選手権大会（略して「全社」）の優勝チームなどにも地域決勝出場権が与えられたりして、全16チームが出揃うことになります。この辺のルールは複雑怪奇なので、とても説明しきれません。詳しく知りたい方は第32回全国地域サッカーリーグ決勝大会（JFA旧公式）第32回全国地域サッカーリーグ決勝大会（JFA公式）をご覧くださいまし。
大体おわかりいただけたでしょうか。
何はともあれ、レノファが目指すのはリーグ優勝、そして最終戦（10/26佐川中国戦）での勝利ですよねっ！
