なにげなくレノファ応援日記

レノファはどこから来たのか、レノファは何者か、レノファはどこへ行くのか

2007.09.16vsソニー仙台FC(2007天皇杯1回戦)

レノファ山口FCとしての記念すべき天皇杯初戦は、ソニー仙台FC宮城県サッカー場でのデーゲーム。しかし宮城県は遠いなー。道中いろいろありながらも現地着。


試合前、電光掲示板を見ると5文字表示できるのになぜか「レ山口」の表示。試合直前には「レノ山口」になりましたが。あと選手の乗ってきたバスには「山口県国体代表」の文字。う〜ん。


レノファ声出しサポは総計5名でした。サポ仲間のNさん、お名前は存じ上げないけれどレノファの試合会場でいつもお見かけする方、そしてNさんの仙台のご友人お二方。で、自分。
(あそうそう、後半40分ごろにたどり着いた人もいました)
片やソニーは声出しだけで30名くらい。会場に集まった700人超の観客もほとんどソニー応援という完全アウェイ状態。これは応援しがいがあるってもんだ。


対戦相手のソニー仙台FCは、長年JFLでならした強豪です。レノファはペースをつかめないまま、早くも5分にはCKから先制されてしまいます。いつもなら下を向きがちなレノファイレブンですが、この日は違いました。次第にペースをつかみはじめると、23分、#9尾崎ヒカルが鋭く右サイドを破り、中央へのクロスに合わせた#7松原サチオがゲットゴール。前半はそのまま1-1で終了。ハーフタイムにはソニーサポさんからお茶の差し入れをいただきました。アリガタス。


後半早々は明らかにレノファの時間帯。サイドから効果的な攻撃を展開し、一度はポストに当たったボールがゴールを割ったかに見えたシーンもありました(後で全く同じシーンがソニーにもありました)が、ソニーがGKの指示で守備ラインを高く押し上げ始めると、次第にソニーペースへ。ポゼッションは圧倒的にソニーなのですが、なかなかチームが機能していない様子。レノファも機能的かつよく集中かつ気迫あふれるディフェンスでソニーに攻め口を与えません。ただレノファも中盤でボールを拾うのですが、ソニーの素早い寄せのために前線に供給することができず。このまま延長と思われた87分、ルーズボールを拾ったソニーがついに固いレノファのカギをこじあけて万事休す。レノファは最後まで戦いましたが無情の笛が鳴り試合終了。


試合後の挨拶に来たレノファイレブンはみな下を向いています。「上向いて行こうぜ」と声をかけるとやっと上を向いてくれました。見ると悔し涙を流している選手もいます。選手はみんな全力を出し切った顔です。山口県代表として誇らしい試合だったと思います。イレブンはちゃんとソニーサポにも挨拶してました。帰りの仙台空港でレノファのみなさんとお会いしたので「ナイスゲーム」と声をかけると、イシガミ選手は「いや、ナイスゲームじゃないです。」、宮成監督も「勝てなくて残念です」、そのほか、試合に満足している選手・スタッフは誰一人見られませんでした。これは心を揺さぶられます。


後日見つけた、この試合関連のブログを紹介しときます。レノファサポは少数ながらよく声が出てたとの声もいただきました。ありがとーございます。