なにげなくレノファ応援日記

レノファはどこから来たのか、レノファは何者か、レノファはどこへ行くのか

2007.09.09vs佐川急便中国SC(2007年第14節)

中国社会人リーグのレギュラーシーズン最終戦は、維新公園ラグビーサッカー場にて、強豪の佐川急便中国SCとの一戦。ここまで4位のレノファは、3点差で勝てば3位の佐川急便中国をかわして3位に浮上することができます。この後にプレーオフが控えてるとはいえ、少しでも順位を上げて来季へつなげておきたいところです。


この試合では11番高杉選手の飲み友達?のみなさんも応援に来られてました。応援仲間が増えるのは嬉しいことです。


さて試合は佐川のペースで始まり、のっけから2点先制されてしまう苦しい展開。点の取られ方が何というかイヤな感じ。10点くらい取られそうな雰囲気でした。しかし、14分に9番尾崎ヒカルの技ありロングループシュートが決まり、レノファが1点を返すと試合は一気に乱戦模様に。20分すぎに佐川のゴールで1-3になったときは、あきらめて帰るお客さんもおられましたが、38分前後にレノファが相次いで2点を返して、ついに同点で前半を折り返しました。


後半の展開は思い出すのも疲れます。後半の早い時間帯に2点をとって逆転に成功したレノファでしたが、ジワリと佐川が追いすがり、何とロスタイムに入る直前に佐川が5-5の同点に追いついてしまいました。逃げ切れなかった、と下を向きかけるレノファ山口イレブン。しかし、ロスタイムは残り3分を表示しています。サポからは「あきらめんな」「あと3分あるぞ」の声援。


すると、ロスタイム3分の間にレノファは2点をあげました。崩れ落ちる佐川イレブン。それでも、もう少しで佐川に1点返されるとこでした。何て試合だ。結果は7-5。もう一生こんな凄まじい試合を目にすることはないだろう、と思わせる一戦でした→詳しくはこちら(公式)


サッカーの内容的にはgdgdなのかも知れませんが、観客・サポの心をガッチリつかんだ試合だったといえるんじゃないでしょうか。例えるならば、近鉄ラルフ・ブライアントが放った伝説の4連続本塁打に匹敵するインパクトを受けました。とりあえず、選手の気持ちの強さが勝利という結果を生んだことは間違いないよね。