向かうところ敵なしのファジアーノ岡山をホーム、きらら博記念公園サッカーラグビー場に迎えての一戦。中国社会人リーグでは、レノファの他に唯一、声出しサポがいるクラブなので、応援でも負けてられないところではありますが、ファジサポはバスツアーで遠路ながら多数乗り込んで、会場もファジアーノのダンマクが多数張り出されるなどなかばホームジャック状態。しかもスネアドラムなんか持ち込んでやがる。んーなんかカッコ良い音ですね。
試合のほうですが、前回対戦で善戦した（0-3負けながらも良い内容だったらしい）こともあり、結構期待してました。開始直後は互角以上の内容を見せ、ファジゴールを脅かす場面すらありましたが、そのうちファジによる2列目からの飛び出しやサイドからの速いクロスが決まり始め、結局、前半終了時点で山口0-4岡山。ミスからの失点もあっただけに、悔しさが残る前半でした。選手はハーフタイムでもずっとピッチサイドに残り、後半での挽回を期しておりました。
ところが後半早々、レノファに退場者が出てしまいます。この時は一体どうなることかと思いました。しかし、ケガの功名というべきか、退場したDFの穴を埋めるためにMFとFWのポジションをそれぞれ下げたところ、前線にうまくスペースが空き、前半にはなかったそのスペースをついた攻撃がファジ守備陣を混乱させ始め、ついに1点を返すに至りました。その後も効果的な攻撃ができましたが、山口1-5岡山で試合終了→詳しくはこちら（公式）。
ファジアーノ岡山の力、Jリーグ昇格へ向けて一直線のチームの力をまざまざと見せつけられた試合でした。財政的にも人材的にもかなり無理をしながら突っ走ってるはずです。レノファ山口もいずれは通る道なのでしょうか。その後、ファジアーノ岡山は2007年12月にJFL昇格を果たし、念願のJリーグ入りに大きく近づきました。地方クラブの希望の星、ファジアーノ岡山の今後の健闘を祈りたいと思います。
さて、ファジサポとは声出し応援合戦(?)ができたわけですが、ファジサポは良いサポートをされてたように感じました。
jp.youtube.com
jp.youtube.com
jp.youtube.com
一つのチャントを割と長めに歌うのが特徴なんですかね。ともかく、ファジアーノのJFL昇格はサポーターの力なくしてはなかったことだと思います。
