今年も中国リーグ公式サイトさんが全試合の公式記録を掲載してくださってますんで、昨年の2011中国サッカーリーグ全選手成績一覧に引きつづき、今季リーグ全選手の成績を集計してみましたよ。
個人タイトル
リーグ公式の表彰タイトルは得点王とアシスト王。
今季は、18得点の隅田航選手（島根）が得点王を、12アシストの空山浩輝選手（島根）がアシスト王をそれぞれ獲得しました（→2012CSL中国リーグ得点＆アシストランキング）
ここでは、その他の各部門リーダーズをご紹介します。
・最多シュート数
山坂亮選手（ゼロックス） 68本
| 順位 | 選手名 | 所属 | ｼｭｰﾄ数 |
|---|---|---|---|
| 1 | 山坂亮 | FXH | 68 |
| 2 | 隅田航 | 島根 | 65 |
| 3 | 小笠原宏樹 | 島根 | 62 |
| 4 | 三原一洋 | 三菱 | 59 |
| 5 | 炭廣翔 | FXH | 53 |
・最多90分平均シュート数
山坂亮選手（ゼロックス） 4.82本
| 順位 | 選手名 | 所属 | 90分平均 ｼｭｰﾄ数 |
|---|---|---|---|
| 1 | 山坂亮 | FXH | 4.82 |
| 2 | 佐久間大樹 | 山口 | 4.62 |
| 3 | 中野裕太 | ネクス | 4.40 |
| 4 | 隅田航 | 島根 | 4.16 |
| 5 | 三村真 | ネクス | 4.40 |
・最多90分平均得点
隅田航選手（島根） 1.15
| 順位 | 選手名 | 所属 | 90分平均 得点 |
|---|---|---|---|
| 1 | 隅田航 | 島根 | 1.15 |
| 2 | 高瀬翔太 | 三菱 | 1.03 |
| 3 | 山坂亮 | FXH | 0.92 |
| 4 | 三村真 | ネクス | 0.91 |
| 5 | 中野裕太 | ネクス | 0.88 |
・最多90分平均アシスト数
空山浩輝選手（島根） 0.68
| 順位 | 選手名 | 所属 | 90分平均 ｱｼｽﾄ数 |
|---|---|---|---|
| 1 | 空山浩輝 | 島根 | 0.68 |
| 2 | 丸山拓志 | 三菱 | 0.61 |
| 3 | 阿部孝 | FXH | 0.60 |
| 4 | 馬場悠 | ネクス | 0.59 |
| 5 | 隅田航 | 島根 | 0.51 |
そしてGK部門では……
・最少90分平均被シュート数
田中慧選手（島根） 7.12
| 順位 | 選手名 | 所属 | 90分平均 被ｼｭｰﾄ数 |
|---|---|---|---|
| 1 | 田中慧 | 島根 | 7.12 |
| 2 | 西川充 | 山口 | 8.47 |
| 3 | 松原修平 | ネクス | 8.67 |
| 4 | 伊藤淳 | 松江 | 10.22 |
| 5 | 石川裕起 | 三菱 | 11.30 |
・最少90分平均失点 [最優秀防御率]
田中慧選手（島根） 0.76
| 順位 | 選手名 | 所属 | 90分平均 失点 |
|---|---|---|---|
| 1 | 田中慧 | 島根 | 0.76 |
| 2 | 松原修平 | ネクス | 1.00 |
| 3 | 西川充 | 山口 | 1.24 |
| 4 | 伊藤淳 | 松江 | 1.39 |
| 5 | 大島裕史 | NTN | 2.02 |
・最高セーブ率
田中慧選手（島根） .893
| 順位 | 選手名 | 所属 | セーブ率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 田中慧 | 島根 | .893 |
| 2 | 渡辺孝生 | 鳥取 | .887 |
| 3 | 松原修平 | ネクス | .885 |
| 4 | 伊藤淳 | 松江 | .864 |
| 5 | 大島裕史 | NTN | .862 |
田中慧選手（島根）がGK三冠獲得ですね。
フェアプレー賞
Jリーグと大体同じ計算方法で反則ポイントを集計してみました。
- 警告：1回につきプラス1ポイント
- 退場：1回につきプラス3ポイント
- 出場停止：1試合につきプラス3ポイント
- 警告・退場・退席がなかった試合：1試合につきマイナス3ポイント
集計結果は次の一覧表です。
| チーム | 反則 Pts |
警告 (+1) |
退場 (+3) |
出停 (+3) |
何も ない 試合 (-3) |
|---|---|---|---|---|---|
| 島根 | -16 | 14 | 0 | 0 | 10 |
| JX | -9 | 12 | 0 | 1 | 8 |
| ネクス | -7 | 17 | 1 | 1 | 10 |
| 鳥取 | 2 | 17 | 1 | 2 | 8 |
| NTN | 5 | 17 | 0 | 1 | 5 |
| 松江 | 14 | 23 | 0 | 2 | 5 |
| 日立 | 42 | 24 | 3 | 6 | 3 |
| 山口 | 43 | 28 | 3 | 7 | 5 |
| 三菱 | 50 | 26 | 4 | 6 | 2 |
| FXH | 51 | 24 | 3 | 8 | 2 |
一般的に「反則ポイントが試合数より少なかったら十分立派」と言われてる中で、島根がなんと歴史的前人未踏な-16ポイント。イエローカードわずか14枚。レッドカードや出場停止は一つもなし。敵ながらすばらしい。文句なしのフェアプレー賞。
今年は他チームもすごい結果を残してます。
JX、ネクスファジ、鳥取、NTNの反則ポイントも例年にない驚異的な少なさ。
リーグにだんだんとフェアなプレー、フェアなレフェリングが浸透してきた、という見方もできそうです。
そんな中でレノファの反則ポイント……。
今年はホントたくさんのカードをもらいました！
今年だけで何年か分のカードを集めましたんで、来年はカードなしでよろしくたのみます。
さて、もしフェアプレー個人賞を選ぶとすれば。
出場時間が多いけど1枚もカードをもらってないよーという選手が候補でしょうね。
例えば……
・空山浩輝選手（島根） 1599分出場 カード0
・望月陽介選手（島根） 1536分出場 カード0
・下村尚文選手（島根） 1530分出場 カード0
・田村隆生選手（山口） 1517分出場 カード0
・呉大陸選手（ネクス） 1408分出場 カード0
全試合フル出場
リーグ戦全18試合フル出場（1620分出場）は次の4選手が達成してます。
チーム事情などもあって、全試合フル出場は達成がきわめて難しい偉業。
4選手とも本当におつかれさまでした。
ハットトリック
今季リーグ戦でのハットトリック一覧です。
- 04/15 隅田航選手（島根） 3得点 vs 鳥取
- 04/29 上垣卓也選手（山口） 3得点 vs JX
- 04/29 三村真選手（ネクス） 3得点 vs NTN
- 05/13 小笠原宏樹選手（島根） 3得点 vs 三菱
- 06/24 空山浩輝選手（島根） 3得点 vs 鳥取
- 07/01 三原一洋選手（三菱） 3得点 vs 日立
- 07/01 高瀬翔太選手（三菱） 3得点 vs 日立
前年の20回から今年は7回にガクッと減りました。
……去年が多すぎたのかしら？？？
GKのシュート、アシスト
今年唯一の「GKによるシュート」は田中慧選手（島根）が6月17日JX戦（＠新見防災公園）で撃ったその1本。田中選手は去年も「シーズン唯一のGKによるシュート」を放ってまして、2年連続の快挙。
「GKによるアシスト」は2件ありました。
1件目は相原剛選手（ゼロックス）。5月3日の日立戦（＠廿日市）で阿部選手へのアシストを記録。
2件目は石川裕起選手（三菱）。9月9日JX戦（＠笠岡）で高瀬選手へのアシストを記録。
それから今年も槙野伸一選手（ゼロックス）が6月17日三菱戦（＠廿日市）でGKフル出場してますね。槙野選手は本来DFなんですが、ときおりGK出場することもある異能の選手でして、浦和レッズ槙野智章選手の実兄としても知られております。
全チーム個人成績表
それでは全チームの個人成績表です。
数字は念入りにチェックしましたが、なにぶん手集計ですのでもし間違いがあればあらかじめお詫び申し上げます。
すぐ修正しますのでお気づきの方はコメント欄までどうぞご連絡くださいませm(_ _)m
7位 JX水島
→この図の拡大版を見る
8位 NTN岡山
→この図の拡大版を見る
9位 日立笠戸
→この図の拡大版を見る
10位 SC鳥取ドリームス
→この図の拡大版を見る
何はともあれ中国リーグ各チームのみなさん、
今年も1年間大変お疲れさまでした＆ありがとうございました！
また来年もよろしくお願いします。
