なにげなくレノファ応援日記

レノファはどこから来たのか、レノファは何者か、レノファはどこへ行くのか

2012.08.26 vs 徳山大学(県選手権・天皇杯予選決勝)

維新公園陸上競技場では初開催となる県選手権決勝戦
建て替え以前の古いスタジアムも含めて、ここで決勝を行うのは初めてのことなんだそうです。
試合前に県協会の方に教えてもらいました。


そんな記念の試合は是が非でも勝っておきたい。
というわけで今日のメンバー


#2伊藤ヒロが抜けてますね。

ゲームレビュー

試合開始から裏を徹底して狙い続ける徳山大、
一方、サイドからの攻撃組み立てを狙うレノファ、
という図式。


まず先制したのは徳山大。前半17分、最終ラインからのスルーパスが見事に決まりそのままゴール。
しかし、その後も一向に裏へのパスにうまく対応できないレノファは同じようなピンチを何度も迎え、そして前半27分、徳山大のゴールキックがうまく徳山大の前線につながると、1失点目の再現のような2失点目をくらいます。
う〜ん、これはひどい


試合中に何人かの方々が指摘してましたが、今日はボランチが1枚では厳しかったですね。裏へのパスを封じるには、パスの受けどころもそうですが、まずはパスの出どころを封じないと。なので早い段階でボランチを2枚に増やしておきたかった。
たらればですけども。


さて前半45分、#18中村優太のクロスを#9キム・ドフンがヘッドで決めてようやく反撃開始(山口1-2徳山大)。いい時間帯のゴールで波に乗り始めたレノファ。これなら逆転できる!


ところが。
後半開始30秒で徳山大にPKの判定。#1西川充の幻の好セーブがありつつも結局失点。再び2点差に引き離されます(山口1-3徳山大)。
さらに悪いことは続き、後半17分に#23中山元気が2枚目のイエローで退場。


不思議なことにここからレノファの攻撃が連動し始めます。
次々とサイドを突破し致命的なラストパスを送り続けるものの、なかなかゴールには結びつかず。
それでも後半37分、中央を強引に突破した#22大山恭平が相手GKに倒されてPK→ゴールゲット!(山口2-3徳山大)


このときには徳山大の守備ラインにもほころびが見え隠れし、時折ミスも散見されましたので、追いつける可能性は十分にありました。レノファが失点する(決して低くない)可能性に目をつぶればではありますが。
実際、後半45分頃に#3高田健吾の「あと40cm右だったら」シュートもありましたが結局ここまで。何ともつらい敗戦となりました。

ホーム得点前後半得点アウェイ
レノファ山口FC 1(前半)2
1(後半)1
徳山大学

'45 金道訓(中村優
得点者
(前半)

'17 徳山大学
'27 徳山大学

'82 大山(PK)
得点者
(後半)

'47 徳山大学

徳山大学にとっては思惑どおりのゲーム。してやられました。
徳山大は6年ぶり6回目の優勝。
あらためて「おめでとうございます」と言わせてもらいましょう。
天皇杯1回戦(島根県代表:松江シティFC)での勝利をお祈り申し上げますm(_ _)m


さてひるがえりまして、
レノファにとって今日の試合はいろいろとつらい。
同じパターンで失点を重ねるのはそろそろ勘弁してもらいたい。
試合中であってもクレバー&したたかに修正できるチームになってほしいのですけどね(´・ω・`)
今日はまさに自滅負けでした。


あと審判について試合中からいろんな声が出てました(恥ずかしながらわたしも少し言ってしまいました)が、これもサッカーの一部。粛々と受け入れねばなりません。レノファもPA内で犯したファウルを1回見逃してもらったことですし、今日の敗戦は審判のせいではなく、自分たちのせいです。
ただ、もう少し判定基準を一定にキープしてもらえたら、あそこまで荒れたゲームにならなかったのではとも思いました。基準がわかんないから両チームともガツガツ行き過ぎちゃうんですよね。


次の公式戦は3週間先の9月15日(土)ネクスファジ戦。
この山口県に愛するクラブがあることの喜びや悔しさや葛藤をかみしめながら、3週間先を待つことにします。