なにげなくレノファ応援日記

レノファはどこから来たのか、レノファは何者か、レノファはどこへ行くのか

6年間の旅路のその先に

去る10月上旬に開催された国体サッカー成年男子。
山口県代表はオールレノファで臨みましたが、鹿児島県代表の前に初戦敗退。
レノファの設立目的の一つだった「『2011山口国体』の優勝を目指すチーム」は成し遂げられないままとなりました。


結局、今季のレノファはJFL昇格&国体優勝という二大目標を達成することはできませんでした。まさにどん底の年。無駄な一年と言われても仕方なし。


もちろん、だからといってすべてが否定されるべきではありません。特にレノファ全選手、月岡監督、各スタッフが山口県のために(文字どおり)死力を尽くしてくれたことはまぎれもない事実。決して誰にも否定できません。山口県民の一人として深く感謝したいと思いますm(_ _)m


その感謝の一方で、クラブには説明責任を求めたい。
まさか「目標が達成出来なかったことをお詫びします」「生まれ変わることを誓います」「今後ともご支援をよろしくお願いします」てなあいまいな抽象的表現でごまかすってんじゃないでしょーな(`・ω・´)


まー私みたいなアホーターはですね、地獄の底までついてくつもりだから、別に説明なんて求めちゃいないのです。
でも、大多数の一般的なレノファ好きのみなさんはですね、どーしてこーなったのかをちゃんと知りたいハズ。期待さすだけ期待さしたんなら、なんでダメだったのかを納得いくように説明してくれ!と思ってますよ。それに応えるのがクラブの責務。抽象的な話でごまかすなんてもってのほかです。


今季の敗因は一体何だったのか?
ただ運がなかっただけなのか?
選手の戦術理解に問題があったのか? →選手の判断力の問題
そもそも戦術に問題があったのか? →戦術上の問題
戦力の運用に問題があったのか? →戦力運用上の問題
それよりも戦力に不足があったのか? →戦力編成上の問題
戦力編成するための資金が不足したのか? →編成資金の問題
戦力編成するための情報が不足したのか? →戦力情報収集の問題
戦力編成するためのクラブ体制に問題があったのか? →クラブ体制の問題
クラブ支援が十分得られなかったのか? →支援集めの問題


一般的な企業組織であれば、どこに問題点があったのかを具体的に洗い出し、すぐさま適切な対応をとりますよね。レノファも企業組織の一つであるからには、上記のような(いや、もっと精緻な)総括をおこなっているに違いありません。
あとはそれをファン&サポーターのみなさん(少なくともサポーター会員のみなさん)に公表するだけ。それこそが説明責任。
そりゃそうです。あれだけの人々の期待を背負ってるのです。レノファもとうとうそーゆー段階に来てしまってるのです。説明責任くらいはきっちり果たしちゃいましょう。


公表にはいくつか方法があります。
広報紙やウェブサイトでの公表もその一つでしょう。
クラブ主催の「サポーターズカンファレンス」すら、もはや時期尚早とは言えなくなってます。「サポカン」の開催・運営にはかなりのノウハウが必要なので、無防備に開くことは危険ではありますが、いずれはレノファも通る道。だったら(国体で結果を残せなかった)節目の今やらないでいつやるというの?


まずはクラブの本気を見せていただきたい。
それは、抽象的な表現ではなく、具体的な内容説明で提示されるものと私は信じています。