というわけで、今季の中国リーグが公表されたことでもありますし（→第38回中国サッカーリーグ日程 - レノファ公式）、かんたんにリーグを展望してみたいと思います。
競争は激化
ここ数年、ファジアーノやレノファの頑張りのおかげ(*^_^*)で、中国リーグの地域決勝出場枠は2チームをキープしてましたが、ついに来季は（おそらく間違いなく）1枠に減ります。つまり、地域決勝に出るには、中国リーグで優勝する、または全社を勝ち抜く、の2つの道しかなくなってしまいました。
ところが中国リーグは全国有数の激戦リーグへ変貌しようとしています。
昨季優勝の佐川中国、2年連続で上位進出したNTN岡山と宇部ヤーマン、昨季昇格組ながら上位を苦しめた新日石水島、再び目を覚まし始めたデッツォーラ島根、歯車さえ合えば上位進出も十分ある日立笠戸とJFE西日本、そして今季昇格してくるのは、プロ選手で構成されるファジアーノ岡山ネクスト、そして実力はリーグ上位に匹敵するヴォラドール松江の2チーム。
リーグ全体のレベルが上がる一方で、地域決勝出場枠が減る。レノファはその状況を乗り越えていかなきゃいけない。これが2010年シーズンの構図です。
補強が際立つ佐川と島根
そんな中でやはり気になるのが他チームの補強状況。
今オフ、特に積極的な補強を進めてるのが、佐川中国とデッツォーラ島根の2チームです。
佐川中国は、松本山雅FCからDF金沢慶一とDF寄井憲、佐川印刷からDF左山晋平を獲得。なるほど、3人とも広島出身なのか…。
デッツォーラ島根は、三菱水島FCからMF田平謙、DF河村旬記、MF篠原和也、DF清水俊典の4人、（解散した）沖縄かりゆしFCからGK高橋信幸、V・ファーレン長崎からFW平田翔太を大量補強。これは脅威ですね。
ネクスファジの実力は？
今季開幕戦（4月17日(土)12:00〜@きらら）の対戦相手であるファジアーノ岡山ネクスト（ネクスファジ）も非常に気になる相手です。ファジ公式サイトの選手ページを見てもすごいメンツばっかですね。昨季の戦績を調べてみると、何試合か苦しんだことはあったものの公式戦をほぼ全勝。中国リーグでも有力な優勝候補にあげられております。
ただ、中国リーグチームとの直接対戦が過去ないので、その実力を今イチはかりかねるんですよね。強いであろうコトは間違いないのだろうけども。
そのほか
他にも新日石水島が練習試合でJFEに5-0で勝ったとか、いろいろあるワケですけれど、シーズンが始まってみないと各チームの実力はわりません！ノーマークのチームが台風の目的に躍進したり、強いハズのチームが急失速したり、何が起こっても不思議でないのがサッカーというスポーツ。予想なんて、てんで当てにならないことをよーく覚えておきましょう。
開幕まであと1か月
いずれにせよリーグ開幕まであと約1か月。
その後は6か月の長期にわたって全18節の戦いが繰りひろげられます。
今年も去年のようにリーグ公式サイト（http://www.c-sl.net/）が頻繁に更新されることを願っております(´ー｀)
