かねがね、Jリーグを目指すには3つの力＝(1)チーム力（選手や監督の能力など）、(2)クラブ力（経営規模、健全経営、公平・透明な運営など）、(3)地域力（地域住民の熱意、観客数、サポ応援、企業支援など）がバランスよく成長していくことが大事！と考えてきました。
今回、準加盟が承認された松本は、3つ力のバランスがホントいいですよね。
レノファは、チーム力だけ突出してて、クラブ力は貧弱、地域力はさらに貧弱です。
ここで準加盟審査に目を向けてみると、（ワタシの偏見だったら申し訳ないですが）3つの力を満遍なく審査するというよりも、クラブ力を特に重視して、チーム力や地域力は思ったほど重視しない、という印象を強く感じます。（ま、チーム力や地域力は確かに審査しづらいだろうと思います。）
ならば、クラブ力だけを先に充実させる、という戦略はひょっとしたらアリなのかもしれません。
でも、地域力をともなわないクラブ力は所詮ハリボテ、だとも思うのです。
レノファもいずれ準加盟という関門をくぐりぬけるのならば、いつかどこかでクラブ力を飛躍させる必要があります。そのとき、クラブ力を支えるだけの地域力が育ってるでしょうか。ワタシは、地域力が大きく育った日をとても楽しみにしてます。
