なにげなくレノファ応援日記

レノファはどこから来たのか、レノファは何者か、レノファはどこへ行くのか

Jリーグ準加盟

今日2月16日に開かれたJリーグ理事会にて、松本山雅FCJFL)とSC相模原(神奈川県1部)のJリーグ準加盟が承認されたとのことでございます。

SC相模原の準加盟承認はちょっとしたビッグニュース。過去、ファジアーノ岡山地域リーグ(中国リーグ)所属で準加盟となったことはありますが、県リーグ所属クラブの準加盟は史上初です。


準加盟が認められるには、いくつかの条件をクリアする必要がありまして、くわしくは次の資料をご覧くださいまし。

文面だけだと、それほど高いハードルには見えませんが、実際には経営内容だとか、企業支援の見込み、行政からの支援、県FAからの支援などの点を厳しく審査される模様。


さて、ここからが重要なんですが、準加盟クラブには優遇措置が与えられます。

地域リーグ以下の)準加盟クラブには、なんと地域決勝出場という優遇措置が与えられます。基本的にリーグ優勝するか、全社で2〜3位以内に入るかしないと得られない地域決勝の貴重な座席。これが準加盟クラブに与えられる。ということは、代わりにどこかのクラブが地域決勝への出場権を失うということ。この点に疑問をいだく声を最近とても多く見聞きします。


もっともこの優遇措置には「チーム力が群を抜いて強力であると、第1種大会部会で認められること。」という条件がついておりまして、数年前のザスパ草津の時代ならいざ知らず、地域リーグに群雄が割拠する2010年の現在において「チーム力が群を抜いて強力」と言うためには、せめて今年の全社で2位以内、百歩譲って4位以内に入るくらいの実績を残さないと各地域リーグの選手、クラブ、サポーターはとてもじゃないが納得しないですよ。何よりフェアでない、というのがその最大の理由です。


SC相模原さんも、こんなことでケチをつけられるのは決して本意ではないでしょう(そう、SC相模原に落ち度は何もないのです)。JFA第1種大会部会のみなさまには、例えば「全社○位以内なら地域決勝出場」というような公平なジャッジをお願いしたいところでございます。