なにげなくレノファ応援日記

レノファはどこから来たのか、レノファは何者か、レノファはどこへ行くのか

昔のレノファ、今のレノファ

8月5日の日記のコメント欄に「昨年を知らないレノサポのためにも、昨年・今年と比較しながら分析して教えてください。」とのご意見を頂戴しましたんで、リクエストにお応えしてみようと思います。


レノファを初めて見たのは2007年ですが、やろうとしよるサッカーは多分、今も昔も変わっちょらんです。と思います。

2007年

2007年と言えば、とにかく炎の右ウィンガー#9尾崎ヒカル。空間を一瞬のうちに切り裂くヒカルの超速突破は、当時のレノファの大きな武器でした。チームとしての戦いで印象に残ってるのは、天皇杯1回戦でのソニー仙台戦。格上相手に「粘り」のサッカーで善戦するも、試合終了の間際に勝ち越されるという惜敗でした。しかし、試合後、「格上相手によくやった」という顔をしてる選手は皆無。全員、負けた悔しさを前面に出してました。こんなの見せられると、もう心はレノファに釘付けですねー。

2008年

大勢の新加入で、チームが大きく変わりました。特徴を持った選手が増え、チームとして様々な引き出しを持てるようになりました。
リーグ戦無敗だったものの、決して圧倒的だったわけではなく、内容の悪い試合(負けておかしくない試合)も何試合かありました。しかし、不思議と勝ちを拾ったり、何とか引き分けに持ち込めたり、レノファの持ち味「粘り」がワサビのように効いた1年やったと思います。

2009年

前年の地域決勝での好成績を受けて、かなり上を見ながらのシーズンスタートでしたが、前半戦はチグハグな試合が多かったですねー。チームの選手層や戦術観は確実に厚みを増しちょるハズ。それは誰の目にも明らか。なのに、うまく活かすことができちょらん。
でも後半戦に入ると、チーム状態が一気に改善されてきました。去年の「粘り」が戻ってきた。でもそれだけじゃ去年から進歩がない。山口県出身の力士「右肩上り」(右肩上り博保 - 相撲レファレンス)の名のとおり、レノファも秋に向けて右肩上りで行きましょーいね!