先週3日(水)の練習@高川学園を見てきました。石垣島の激戦を終えたばかりのレノファでしたが、前に進み続ける選手たちは既に2009年シーズンの方を向いてる、って感じでした♪そう、来シーズンはとっくの昔に始まっているのですよ!
てなわけで、2008年シーズンを振り返りつつ、来たる2009年シーズンをあれこれ語ってみる毎年恒例(!)の「回顧と展望」を始めたいと思います。
第1回目の今回はチーム編。
≪公式戦の戦績≫
レノファ山口FCは今季、公式戦を30試合戦いました。その結果は次のとーりです。
大会名 | 試合数 | 勝点 | 90分勝 | PK勝 | 引分 | PK敗 | 90分敗 | 得点 | 失点 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
野上杯(3月) | 5 | - | 4 | 1 | - | 0 | 0 | 11 | 0 | 優勝!ヽ(・∀・` )ノ |
中国社会人(7月) | 1 | - | 0 | 0 | - | 0 | 1 | 3 | 4 | 初戦敗退(´・ω・`) |
県選手権(7-8月) | 2 | - | 1 | 0 | - | 1 | 0 | 3 | 0 | ・・・ |
中国リーグ(4-10月) | 16 | 38 | 11 | - | 5 | - | 0 | 45 | 18 | 優勝!(☆∀☆) |
地域決勝(11月) | 6 | - | 2 | 1 | - | 0 | 3 | 5 | 8 | 1次R突破!(*゚∀゚)も決勝R敗退・゜・(つД`)・゜・ |
合計 | 30 | - | 18 | 2 | 5 | 1 | 4 | 67 | 30 | よくやった! 感動した! |
野上杯&中国リーグでのタイトル獲得はGJ!でした(*^_^*)。そしてさらに!地域決勝1次ラウンド突破はホントによくやってくれました!
ただ、もったいなかったのが中国社会人選手権と県選手権。特に県選手権(天皇杯予選)は、決勝に出さえすればNHKが生放送してくれて、県内への絶好のPRになったのに・・・。まさにMOTTAINAI!
今季最後の地域決勝大会の決勝ラウンド@石垣島も残念でした。本当に残念でした!結果だけ見ると「あと一歩だったのに」「あともう少しだったのに」と思ってしまいますが、その届かなかった一歩ってのは、やはり果てしなく大きいワケですよ。
でも、決勝ラウンド3試合を通じて、今のチームに足りないものがハッキリと見えたハズです。この悔しい敗戦を来季に必ず活かすため、しっかりと結果分析して、しっかりと来季につなげてくださいねっ。
≪ここが成長した!のではないか≫
ま、でも今季のチームは昨季2007年シーズンと比べて大きく成長したなあ、と試合を見るたびに思いました。自分はサッカー素人なので戦術面のことはあんましわからないのですが、去年と大きく違うのは、セルフジャッジがほとんど無くなったのと、最後まであきらめない姿勢が目に見えて現れてたこと。そして、試合終盤でも足が止まらない体力がついてきたこと。これこそがレノファの今季の強さの原因だったんじゃないかと感じました。
≪ホームで強いレノファ≫
ホームゲームで強いレノファは今季も健在でした。過去3年間の戦績を見ると・・・
- 2006年 ホーム5勝2敗(勝点15)、アウェイ3勝4敗(勝点10)
- 2007年 ホーム4勝2分1敗(勝点14)、アウェイ2勝1分4敗(勝点7)
- 2008年 ホーム6勝2分0敗(勝点20)、アウェイ5勝3分0敗(勝点18)
来季もホームでよろしくたのむぜ!
(アウェイでもたのむぜ!)
≪中国リーグの今季と来季?≫
無敗でリーグ優勝を果たしたレノファでしたが、決して圧倒的な力での優勝というわけではありません。佐川急便中国SC、NTN岡山、FC宇部ヤーマンとの差はほとんど皆無。この3チームとの対戦6試合とも互角の内容でした。来季もきっとレノファに牙をむいてくることでしょう。
特にヤーマンの快進撃には驚きました。実は9月某日、ヤーマンのホームゲームを観に行ったのですが、戦術が各人に徹底されてる良チームぶりに、つい声援を飛ばしてしまったのはここだけのナイショだ。
デッツォーラ島根は、選手の大幅な交代があったものの、今季の苦戦ぶりは意外な感じがしました。とは言え、来季も中位に甘んじるようなチームとはとても思えません。全く油断できない相手です。
日立笠戸は今季2勝した相手ですが、9月の天皇杯(対ファジアーノ岡山戦、9月13日、桃太郎スタジアムにて)の後、選手たちの意識が変わり、全く別の強いチームに生まれ変わったと聞きました。山口県サッカーファンとしては嬉しい話ですが、レノファサポとしては脅威な話です。うれしこわい気分です。
マツダSCもJFE西日本も、簡単に勝たせてもらえる相手ではありませんでした。
来季から中国リーグに昇格する2チーム、新日本石油精製水島(岡山県倉敷市)と元気SC(鳥取県米子市)がどんなチームかはわかりませんが、今季昇格組(NTN岡山とヤーマン)の強さを思い出すにつけ、「またあんな強いチームが上がってくるのかよ?」と疑心暗鬼になっちまいます。しかも元気SCは去年の中国社会人2回戦で負けた相手。
こーやって見ると、来季の中国リーグも苦しく厳しい道のりになりそうですね。全身全霊死に物狂いで戦って、はじめて道が開けるってなモンでございましょう。ましてや「地域決勝1次ラウンドを突破したんだから、中国リーグなんか楽勝〜」などと少しでも考えようものなら、絶対に優勝できないぞ!と断言しときます。
もちろん、レノファはそんな浮かれた考えを持つようなチームじゃないことを自分は知ってます。
「ゼロからの再挑戦!」信じてついてくけーね♪