レノファ山口公式の2008年度新入団選手をなにげに見ていると、FCセントラル中国所属だった2選手の名前が･･･。FW福原康太とMF戸高研太が加入！？マジですか、これは！
戸高はプロフェソール宮崎在籍時にJFLで戦ったこともある経験豊富な守備的MF。
福原は昨シーズンの中国リーグで14ゴール挙げたストライカー（参考：プロフィール（セントラル公式））。昨年8月のセントラルvsレノファ戦では、レノファ相手にハットトリックを決めちゃったりしております(*^_^*)（参考：試合結果（レノファ公式））。
今オフのレノファの積極的な補強には、クラブの「本気」がそこはかとなく感じられます。何より選手層が厚くなった実感があります。ヤス＆タク（安田＆多久島）を始めとして、NW北九州からの萬徳、FCバレイン下関からの2人（小林＆吉村）、セントラル中国の2人、大学生（廣瀬、児玉大、藤森、児玉光、横山）、高校生（船岩、中村）。山口県に全く縁がなかったであろう選手もいてちょとﾋﾞｯｸﾙです。ひょっとしたらまだまだ驚くべき新入団選手がいるのかも知れませんが、彼ら新メンバーがチームにどうフィットするか、チームをどう変えていくのか、非常に楽しみです。
そこで、レノファ2008のスカウティング・レポート第一弾、と言うか、簡単に戦力展望をしてみようと思います。（今季まだ3〜4試合くらいしか練習試合を見てませんので、「その程度」のもんと思ってくださいまし。）
- GKは#1サワノ、#34タケウチが軸になるでしょう。さらに児玉もいますし、松永の台頭も見逃せないです。
- DFに目を向けると、元気小僧#3アリチカ、危険な香り漂う右の番人#4ケンジロー、体張る中央の番人#5サトシ、判断の良さ持ち味の#6リュウタ、高い対応能力を持つ#13ヒトシ、「足」を持つ#16ショウゴ、危機管理抜群の#38マサトたちによる充実した陣容に、廣瀬、児玉大、小林たちがどこまで割って入れるかが見どころ。今のDF陣はみんな何かしらの武器を持ってますから、新たな「武器の使い手」が加わってくれると頼もしい。
- 守備的MFでは、静かなプレーの#7サチオ、落ち着いたプレーの#10イシガミの冷静コンビは健在で心配はほとんどありませんが、層の薄さが少し気になるところ。萬徳、戸高の加入がとても心強い。吉村は基本守備的だけど2列目もこなせる選手ということでよいのかな？
- 攻撃的MFは、キープ力抜群で得点能力も高い攻撃の要#8カシワラ、突破力のある#14タツヤ。そこにアビスパからタクこと多久島が加わりました。ヒカルのいない右サイドを見て泣いている人も、タクのプレーにはきっと心奪われるハズ。これは保証しますね。30年保証です。
あと、藤森と児玉光も前目のMFなんでしょうか。調べた限りじゃそんな感じ。早くプレーがみたいですね。ところでレノファ公式での児玉光の入団抱負は、ひょっとして往年の名作『闘将!!拉麺男（たたかえラーメンマン）』へのオマージュなのか？*1
- FWの充実ぶりは見逃せません。確立されたスタイルを持つ#11タカスギ、FW属性に目覚めた#15ナカガワ、前への意識が高い#17ヨシローの布陣に加えて、アビスパからヤスこと安田、セントラルから福原が加入し、前線の危険度はまさに危険水位に達したといえるんじゃないでしょうか。横山がどんな選手なのかも興味津々です。
中国社会人リーグ開幕まで、まだ1ヶ月半もあります。上に挙げきれなかったトップ・サテライトの選手なども含めて、良い意味でのチーム内競争を通じて切磋琢磨し、チームの質を高めていってほしいところです。そーなると応援する方の質も高めなきゃいけないかもですけど(^_^;)
あと。
これだけ補強したわけですから、どこかでどなたかが言われてましたけど、新入団記者会見とかやってほしいですね。もしくはカマタマーレ讃岐のように新体制発表会（ｶﾏﾀﾏ公式）という形でやってみるとか。YABやTYSやKRYや山口新聞や中国新聞ならきっと大きく報道してくれるハズです。そして、県民の気持ちをポジティブに煽ってくれるハズです。ぜひやってほしいなあ。絶対やって損にはならないと思うので。
*1:このマンガ知ってるのって30代以上だと思うんだけど。
