なにげなくレノファ応援日記

レノファはどこから来たのか、レノファは何者か、レノファはどこへ行くのか

2013.05.19 vs 松江シティFC(中国リーグ第9節)

行ってきました、雨の松江まで。
会場は松江市営補助競技場Sピッチ。実をいいますと、このSピッチでは2009年にデッツォーラに勝ったことがあるだけで、その後はこの会場で松江シティに勝ったことが一度もない、いわばゲンの悪い会場だったんですよね。


・2010年:(Sピッチでの試合なし)
・2011年:1-1で引き分け
・2012年:1-2で敗戦


というわけで今日のメンバー


前半の松江シティは完全なリトリートサッカー。
レノファにポゼッションさせといて、ボールを奪ったら素早く前線につなぐか前方スペースにボールを出すかのカウンター大作戦。それならば攻めさせてもらいましょ、と中盤の出足鋭いレノファはほぼハーフコートマッチで攻めたてますが、両チームともじりじりするような駆け引きの応酬で、ずっとスコアレスのまま。
このままハーフタイムかと思われた45分、レノファがFKを相手ゴール前に蹴りこみ、松江シティが高くクリアしたボールを#9大山恭平がワールドクラスの豪快なダイレクトボレーでゴールに突き刺してレノファ先制!(松江0-1山口)
試合前にレノファサポの一人が述べた予言「今日の恭平は3点とるよ!」が頭をよぎります。


そして後半開始直後、#10康太からの絶妙なパスをまたも#9恭平がしっかりコントロールされたシュートで決めて、リードをひろげます。(松江0-2山口)
今日は恭平の日か?これは圧勝の流れか?そう思ったのもつかの間。
後半の60分すぎから次第に松江シティに主導権をにぎられていき、62分には相手の突破に対応しきれずPKを与えてしまい、1点差につめよられてしまいます。
その後は松江シティの時間帯。ボールを奪うとシンプルに前線までつなぐ松江シティに対応しきれないレノファ。前半は完全に制圧できてた中盤も簡単に危険なパスをとおされる始末。陣形のバランスも悪く、ずーっと続く相手の流れをなかなか断ち切ることができないまま。それでも失点しなかったのは、GK#1高宮大輔の的確な判断と、#14馬場&#15壱馬&#13筒井をはじめとする守備陣による冷静なディフェンスのおかげ。シーズン序盤までのレノファならおそらく逆転負けをくらってたことでしょう。
今日のレノファは最後までしたたかに逃げきり、貴重な勝ち点3を手に入れました!(松江1-2山口)

前半と後半は別のゲームですね、こりゃ。
SH(シュート):[前半] 松江1 山口8 → [後半] 松江5 山口3
CK(コーナー):[前半] 松江0 山口4 → [後半] 松江3 山口1
試合内容は完全に松江シティの支配下にありましたが、こーゆー試合を勝ちきれたのはとても大きい!チームの成長を感じます。


ただ、今日はチームの弱点をさらけ出した試合でもありました。今日はデッツォーラの総帥もSピッチへお見えになってたと聞いております。総帥の目には対レノファ戦略がはっきり見えたんじゃないですかね。よくわかりませんが。


松江シティのみなさまにはあたたかいおもてなしをいただきました。
松江シティサポさんからは、レノファサポ一同にしまねっこシュークリームの差し入れをいただきました!みんなでおいしくいただきました。ごちそうさまでした(-人-)

試合前にはクラブの方がレノファサポ席まで雨にぬれた座席をふきとりに来てくださいました。お心づかいありがとうございましたm(_ _)m
試合後には「松江シティ」コールを入れるレノファサポの前に松江イレブンがわざわざ整列してあいさつする一幕もありました。激しく戦った後でも礼を尽くしてくれる、その気持ちがとてもうれしいのです。
いつもいつもレノファを最後まで苦しめてくれる松江シティ。悔しいけれどホントいいチームです。こういういいチームにこそ勝ちたい!
次の対戦も全力で勝ちにいきましょう!

レノファゴールランキング
  • 7点 #9大山
  • 6点 #19石田
  • 4点 #30飯塚、#39平林
  • 1点 #14馬場、#17田村

#9恭平はリーグ単独得点王に浮上。

レノファアシストランキング
  • 3アシスト #9大山、#39平林
  • 2アシスト #3高田、#13筒井、#14馬場、#18中原
  • 1アシスト #6孫、#10福原、#17田村、#30飯塚