なにげなくレノファ応援日記

レノファはどこから来たのか、レノファは何者か、レノファはどこへ行くのか

マトリックスでチーム力を測ってみた

2008年にリーグ初優勝をとげると一気に地域決勝の決勝ラウンドまで進んだものの、以降はそれ以上の結果を残せていないレノファ。試合を見る限り、チーム力は上がってるように感じるんですが、人の印象なんて意外と当てにならないもの。
そこでマトリックスを使ってレノファの過去の成績をあらためて洗い直してみました。


まずは、レノファの過去シーズンでの1試合平均得点&失点(リーグ戦)の推移マトリックス

この見方はわかりますかね?
左下に行くほど得点は少なく失点は多い=つまり弱いことを表し、右上に行くほど得点は多く失点は少ない=つまり強いことを表してます。
で、各シーズンの推移を見てみると、2008年に一気に強くなったけどそこで立ち止まり、その後はだいたい3得点弱&1失点前後あたりのエリアをウロウロするだけ。右上方向へのさらなるブレイクスルーは果たせなかったことがわかります。2012年にいたっては左下方向(つまり弱体化の方向)に動いちゃいました。うーむ。


さて、平均得点&失点だけではレノファがリーグ内でどれぐらい強いのか(相対的な強さ)がわかんないので、得点数と失点数の偏差値(ここでは「攻撃偏差値」「守備偏差値」と呼ぶことにします。)をマトリックス化してみました。

上と同じく「左下=弱い」「右上=強い」です。
この表でも2008年の急激なチーム力アップがわかります。しかし2008年がピーク。その後はチーム力が徐々に落ちてってるように見えます。観戦の印象だとレノファのプレーレベルは明らかに上がってるんですが、2008年シーズンほど傑出した成績をその後は残せていない。かなり意外。
それから、これもあくまで数字上の話ですが、攻撃偏差値は毎年65〜55の間を大きく変動してるのに、守備偏差値は大体60前後で安定してます。これはつまり、守備力は一定レベルをキープできてるけど、攻撃力は年ごとにムラがある、と言えるのかも知れません。よくわかりませんが。


ところで最後に中国リーグからJFL昇格してったのは2007年のファジアーノ岡山。この年、ファジさんは攻撃偏差値71.53、守備偏差値67.63というとんでもない数字を残しました。こんぐらい傑出した実力を持ってないとJFL昇格は厳しいのでしょうかね。
うちはまだまだ攻撃も守備もワンランクどころか2〜3ぐらいランクアップする必要がありそうです。