なにげなくレノファ応援日記

レノファはどこから来たのか、レノファは何者か、レノファはどこへ行くのか

2011中国リーグ簡単プレビュー

中国サッカーリーグ(CSL)公式サイトで各クラブの登録選手が発表されました。

試合では「敵」として戦いあう相手ですが、本来は同じフットボールを愛する「仲間」。てなわけで、リーグ開幕に先立ちまして各クラブの紹介も兼ねながら今季中国リーグをプレビューしてみたいと思います。

デッツォーラ島根EC

昨季後半、怒濤の勢いを見せたデッツォ。
主力だった篠原、北川、村木、与那嶺、アキオらが退団したものの、前JFL長崎の#16幸野屋、#9隅田など充実した戦力補強をおこなったようです。注目は2月の西日本社会人大会でも活躍した高卒新人の#18梁瀬。
クラブのバンディエラ#10庄司をはじめ、昨季得点王の#14平田、#11空山、#24田平、#17河村、#4渥美、#2下村ら、従来の戦力も健在。シーズン前のTMでも好調らしく、レノファにとって脅威なチームであることは言うまでもありません。
ちなみにワタシの好きな選手は#4渥美。時折見せる茶目っ気たっぷりのマリーシアがホントは憎らしいんだけど、なんか憎めない。そんな選手です。

松江シティFC

ヴォラドール松江から名称を変え、心機一転リーグ戦に臨む松江シティFC
昨季、台風の目としてリーグに旋風を巻きおこした松江。あの戦績を「勢い」と評する声もあるようですが、ワタシは「実力を発揮しただけ」と見ております。一昨年に松江のサッカーを見る機会があったんですが、そのときの率直な感想は「中国リーグ上位クラス」。なので昨季レノファがガチで勝てなかったのも(悔しくはあったけど)むべなるかな。
今季の松江は、見た感じ大きな戦力変更はない模様。昨季レノファが苦しめられた森&渋山のツートップも健在。あ…、元レノファ横山の名前がない…(涙)
このチームのキーマンは2人。1人は精神的柱の#5吉岡。彼の一言、ワンプレーでチームはガラリと変わります。もう1人は戦術的柱の#8樋口。あたかもチームをあやつる指揮者として相手チームを翻弄する好選手。樋口にボールが渡ると要警戒です。
今季こそ松江から勝利をもぎとりたいものです。

ネクスファジ

昨季はリーグ4位に終わったネクスファジ
しかし戦力はリーグ随一と言ってよいでしょう。
要注意は#13山中、#24坂本、#27新中、#32牧浦、#15三木…というか全選手。みんな怖いです。先日のTMではファジアーノトップになんと2-1で勝ったのだとか…。ここも有力な優勝候補。
・ご参考(・∀・)つ中国サッカーリーグ岡山で16日開幕 岡山勢チーム紹介(上)山陽新聞

NTN岡山

すっかり中国リーグの強豪として定着したNTN岡山
選手登録票を見る限りでは、前島根の野村が移籍したほかは大きな戦力変更なし。しかしバンディエラ#10上田をはじめ、#12山本、#8五百川、#7安東、#6青木、#19三宅ら、主力は今季も健在の模様。
まず守備を固め、最終ラインでボールを回してから前線にロングフィードを送り、#10上田がポストorフィニッシャーとなってゴールを奪う。これを徹底してやり切るのが今までのNTNサッカー。その姿はまさに完成された様式美。
今季も同じサッカーを展開するのか、戦術を変えてくるのか、気になるところです。

佐川急便中国SC

これは衝撃!
長らく佐川中国を、いや中国リーグを支えてきた星野、本田、河上、上田、佐伯周次郎ら主力選手の名前が登録票にありません。退団したのか引退したのか。ここ数年リーグを見てきた立場からすると、一抹の寂しさを感じてしまいます…。
しかし、#7田岡、#8寄井、#19金澤、#20左山らは健在。監督さんのブログを読んでも、捲土重来を期する気マンマン。今季も怖いチームであることに間違いはなさそうです。

JXエネルギー水島

JX水島は誰か突出した選手がいるわけじゃありません。
しかしこのチームのいいところは、チーム全員が一丸となって戦ってるとこです。JXが円陣組むのを一度見てみてくださいな。気合いの入りようは中国リーグ一、いや日本一と思います。(レノファもこの気合いを少しは見習ってほしいものよ)
JXの特徴は無尽蔵のスタミナ。試合後半になってもまったく足がとまりません。敵ながら見てて好感のもてるチームです。

FC宇部ヤーマン

主力では国光、清水、美濃らが退団したものの、#3谷、#6田坂、#8堂端、#29蝶野、#31原田のほか、#10高杉、#16藤本、#21 河村の元レノファ組は今季もバリバリ。タカちゃんが10番…、これは純粋にうれしいですよね。タカちゃんの(レノファ戦以外での)活躍を期待してます。
ここ1〜2年はチーム戦術の転換に苦しんでるようですが、何よりもヤーマンの特徴はその闘志。山口県勢でリーグ上位を独占できるよう互いにがんばりましょう。当然、直接対決では負けんよ(キリッ

富士ゼロックス広島SC

今季の昇格組その1。
ワタシが富士ゼロックス広島を見たのは2008年の中国社会人大会での1試合のみ。初見の感想は「中国リーグ中位くらいの実力は余裕であるぞ」。その試合では、守備時:5-3-2、攻撃時:3-5-2、というなかなか面白いサッカーを展開してました。それ以後は見てないのでよくわかりません。
選手登録票を見ると、広島経済大ばっか。どうりで強いはずだ…。それから、ヴォルティスセカンドだった#26垰本が新加入。これは要注意。

三菱自動車水島FC

三菱水島が7シーズンぶりに中国リーグへ戻ってきました。
やむにやまれぬ事情で県リーグに降格した三菱水島でしたが、圧倒的な強さにより1年で中国リーグ昇格を果たしました。#3坂口、#10丸山、#14唐木らJFL時代の主力は今も健在。聞けば仕上がりも順調らしく、熊代監督曰く「攻守とも基本となる形ができてきた。このままの流れで開幕に臨みたい」とのこと。
・ご参考(・∀・)つ三菱自動車水島 攻守バランス意識 7季ぶり中国リーグ山陽新聞

レノファ山口FC

最後にご紹介するのは、オレたちのレノファ山口FC
レノファもできる限りの準備を進めてきたし、戦力も確実にアップいたしました。
でも、戦力アップしたからといって、昨年よりいい成績が残せるとは限りません。油断すれば必ず足元をすくわれます。レノファは油断した相手の足元をすくってきたことが何度かありますが、逆に油断して足元をすくわれたことも何度かありました。


結局のところ、どれだけ試合に集中できるか。それに尽きます。
どっちにしても、あと3回寝たら開幕(0゜・∀・)wktk
悔いのないシーズンをおくりましょう。

ところで

関西リーグ公式によると、今年の地域決勝1次ラウンドの兵庫県会場はアスパ五色(淡路島)、決勝ラウンド会場は長居第2陸上競技場大阪市)なのだそうです(´・∀・`)ヘー

Road to Nagai 2nd!(`・ω・´)