なにげなくレノファ応援日記

レノファはどこから来たのか、レノファは何者か、レノファはどこへ行くのか

サッカーを楽しむ文化

ワールドカップで日本代表がここまでやると思ってた人ー、挙手!ノシ
とりあえず代表の選手たちと岡田監督には土下座ですね。m(_ _)m


ところでみなさん、パラグアイ戦後の長谷部インタビュー、聞きました?
「選手みんなJリーグでプレーしてるので、ぜひJリーグに足を運んで盛り上げてください!」


この発言を聞いたみなさんは、おそらく13年前の中田ヒデのあの発言を思い出したことでしょう。初のワールドカップ出場を決めたジョホールバルでの勝利直後、頭の中が「ワールドカップ」一色だったインタビュアー氏とテレビの前の日本国民に向かってヒデは言い放ちました。
「これで代表も盛り上がったんで、これからはJリーグを盛り上げてください!」


あの試合の直後で、あの発言をしたことに当時は少なからず感心したモノです。でも、当時すでにヒデには良くも悪くも「変人」という評価が定着していたので、「変人だからこそ、あーゆー発言ができたのだ」と妙に納得したのも事実です。


しかし、今回の長谷部はどちらかと言うと「常識人」。テレビ局のアナウンサーとくっつくという典型的なスポーツ選手です。その性格的にはあまり目立たないタイプの長谷部がサラッとあのような発言をしたことに、「13年間で日本のサッカー文化はここまで成長してきたのだなあ」と感慨もひとしおでした。


確かにワールドカップ見てますと、特に強豪国のサッカーは技術の正確性、フィジカルの強さ、高度な戦術の応酬などなど、素人目にもその高いレベルにうならされます。正直言って、日本サッカーと世界トップレベルとの間にはまだまだ大きな隔たりがあります。
じゃあ、Jリーグをはじめとする日本のサッカーは、見る価値がないと言えるのでしょうか?


答えは言うまでもなく「否」。


レベルの高いサッカーは、誰が見ても面白いのは当たり前の話。本当に目が肥えた人ってですね、レベルの高いサッカーもレベルの低いヘタクソサッカーも同じように楽しめるのです。
野球も一緒でしょ?なぜあんなヘタクソな高校野球に大勢の人たちが夢中になるのか?それは野球とばく…じゃなくて(^_^;)、日本の「野球を楽しむ文化レベル」が高くて深いからですよ。


ワールドカップとかヨーロッパサッカーとか、レベルの高いサッカーだけ見て楽しんでるようでは、日本の「サッカーを楽しむ文化レベル」はまだまだ低いと言わざるを得ません。ワールドカップでも、Jリーグでも、地域リーグでも、少年サッカーでも、それぞれのレベルのサッカーをみんなで見て楽しめるような日本(もしくは山口県)になりたいものですね。


とワタシが上に書いたようなことを、もっとわかりやすく書いてるブログがありますんで、最後にご紹介しときます。

ではでは。