なにげなくレノファ応援日記

レノファはどこから来たのか、レノファは何者か、レノファはどこへ行くのか

全社をふりかえる

10月17日〜18日の2日間、千葉県市原市まで全社でのレノファの戦いぶりを見てきましたので、簡単にレポートしておきます。

ヴォルカ鹿児島戦(10月17日)

前身の山口県教員団時代を含め、45年の歴史を数える全社になんと初出場のレノファ。当然、ワタシも全社は初体験です。地域決勝を前にして、全国のレベルを体感できる貴重な大会。選手もサポも大事に戦っていきましょう。


対戦相手は九州リーグ2位のヴォルカ鹿児島。長身の選手がズラリと並ぶ攻撃陣は迫力十分です。九州リーグ得点王の#9辻は先発しませんでしたが、途中出場。
一方のレノファですが…、ほっほー、なるほどねー。うーん、そうきたかー。地域決勝を前にしてますんで詳しく語ることは控えさせていただきます。が、「ある種の意思」が感じられる試合だったことだけは述べておきましょう。しかも山口2-1鹿児島という勝利までついてきました。サポーターとしては言うことナシです。

カマタマーレ讃岐戦(10月18日)

既に地域決勝の切符を手にしている山口。
全社で2位以内に入り、地域決勝の切符をゲットすることが義務づけられた讃岐。
両者のモチベーションの差異は明白。あたかも予定調和的とも言うべき山口0-2讃岐という結果となりました。
もちろんレノファは本気で勝ちを奪りにいってたし、「ある種の意思」も十分感じられました。しかしどこかチグハグ。あとがない讃岐が非常に集中力の高い攻守連携を見せてはいましたが、いつものレノファのプレーさえできてればなあ……という不完全燃焼な思いが残ったのも事実。
ま、この試合が地域決勝でなく全社で良かったです。
時間はまだ十分にあります。レノファがさらに良くなるチャンスを神様仏様がくれたんだと前向きに解釈しときましょう!

印象に残ったサポーター

全社には、全国から各チームのサポーターが集まりましたが、自分が見た中で、一番好印象だったのはバンディオンセ加古川のサポーターさんたち。
人数は決して多くないながらも、漢(おとこ)たちの野太い声による統一感の高い応援は迫力満点。しかも一人一人がしっかり声を出してるから、声量も抜群。チャントやコールのセンスも秀逸。惜しくも負けた直後にはすかさず「来年につなげよう」と前向きな声援。いい意味で勉強させてもらいました!

印象に残ったチーム

レノファの名ウィンガーだったオザキヒカルが現在所属している海上自衛隊厚木マーカス。このチームは1回戦でツエーゲン金沢に4-1で負けましたが、とても好印象なチームでした。
元Jリーガーを多数擁する金沢と、現役自衛官で構成される厚木。その力の差は歴然か、と思いきや、無尽蔵な体力と緊密な連携と無骨なテクという自衛官ならではの武器で金沢を翻弄しまくる厚木イレブン。実際、金沢と点数差ほどの力の差はなかったです。試合終盤でも笑顔で走りまくる厚木。疲れを知らないのか?なぜこのチームが関東5位なんだ?関東のレベルどんだけ高いんだ?


#29ヒカルは残念ながら試合出場となりませんでしたが、試合後に固い握手を交わし「気持ちはもう来年に向いてます。来年はやりますよ」という言葉を聞くことができました。大いに期待!

レノファサポさん

試合を見に行くまでは「レノファ応援するの自分だけかも」と覚悟してましたが、いざ現地に着くと、予想以上に大勢のレノファサポさんが集結してました。
はるばる山口県から見に行った方、山口県出身で関東在住の方、むかし山口県に住んでいた方、過日の天皇杯をきっかけにレノファの応援に来られた川崎市民の方などなど、いろんな方々と一緒にレノファを応援する楽しみを存分に味わえました。多謝。

その他
  • 初日の会場で、某チームさんが全3試合をビデオ撮影して偵察しておりました。
  • 大会ガイドブックは500円という良心的価格。しかし八幡公園会場には10数冊しか置いてなかったので、すぐに売り切れ。
  • 会場では市民や高校生の運営ボランティアさん多数。おかげさまで我々が観戦を楽しめたというワケですね。多謝。
  • 17日は千葉駅前のホテルに泊まりました。すると中国リーグの某チームも同宿。今度の25日に対戦するチームなんですが(*^_^*)、このチームとは去年の11月に鳥取砂丘で会ったり、今年の2月に高知の桂浜で会ったり、やたらと縁深い。
  • どうでもいいけど京葉線に乗ったのって、1995年のB'zライブ@千葉マリンを見に行って以来だ。懐かしい。(ホントどうでもいい)
地域決勝出場チームが確定

さて、今日の準決勝で全社から地域決勝に出場する2チームが確定しました。これで、地域決勝出場16チームが次のとおり決まったハズ。

明日の全社は決勝戦&3位決定戦が行われるんですね。
決勝はまだしも、3位決定戦は残酷すぎる。

来年は山口県で全社開催

国体リハーサル大会としての性格も持つ全社。
来年の全社は、山口県で開催されます。
会場を推測してみると、まず国体のサッカー競技会場は成年・少年・女子含めて次のとおりなので、これらがそのまま全社会場になると思われます。

32チームが参加する全社は、1日目に16試合を消化しなければなりません。なので、1日目は上記の全会場で試合が行われるはずです。
2日目からはおそらく、複数のピッチを有する乃木浜とおのだ交流が中心会場になり、準決勝とか決勝とかはたぶん下関陸上競技場で開催されるのでしょう(憶測)
ちなみに先日の『宇部日報』によると、おのだサッカー交流公園のクレー(土)グラウンド2面を来年3月までに人工芝ピッチへ改修するのだそうです。