なにげなくレノファ応援日記

レノファはどこから来たのか、レノファは何者か、レノファはどこへ行くのか

2009.09.19 vs三菱自動車水島FC(天皇杯1回戦)

来た、見た、勝った!レノファ、天皇杯初勝利!

レノファ山口FCがクラブ史上初めて天皇杯での勝利を収めました!
前身の山口県教員団時代を含め、8回目の出場にして初の快挙です!
天皇杯1,2回戦勝者に与えられるチーム強化費50万円をついにゲットだぜ!
それでは試合を振り返ってみましょう。

レノファ山口先発メンバー

GK         #1サワノ
DF #5ヒナタ #2ヒロ #4ケンジロー #19サクマ
MF     #28シューヘイ #14タツ
  #26コータ           #11タカスギ
FW     #8カシハラ #9ヤス


*選手交代
(後半15分頃)#11タカスギ→#10イシガミ
(後半23分頃)#19サクマ→#30ユウジ
(後半41分頃)#28シューヘイ→#29ミツ

試合内容

「等々力に行くぜ」と言わんばかりに試合前から応援に熱の入ったレノファサポたち。いつもよりだいぶ声出し人数が増えてますねー。これは素晴らしい!選手たちも「今日はだいぶ応援が多いな」と気付いたハズ。確実に選手たちの力になったと思いますよ(*^_^*)


さて試合ですが、キックオフ直後からずっと三菱水島に押し込まれっぱなし。二度ほどゴール前に決定的ピンチを作られましたが、体を張った守備と幸運のおかげで何とか無失点。うん、今日はついてる。しかし流れを変えんにゃー。
すると前半20分、中盤でボールを奪った#14タツヤがPA手前までドリブルで持ち込み、ポッカリ空いたコースに目の覚めるようなシュートを放って先制ゴール!!(水島0-1山口)
このゴールをキッカケに、レノファも次第に攻撃を組み立てられるようになり、かなりボールを支配する時間帯も出来てきました(#8カシのポストに当たる超惜しいシュートもあった)が、そのまま前半終了。


後半は目の色を変えた三菱水島が怒濤の攻撃を次々と仕掛けてきます。レノファは、はね返すのがやっと。サポの間から出る「こーゆー試合にこそ#22イシハラが欲しいんだよねえ…」の声。しかしイシハラは今日もベンチ外。イシのように何しでかすかわからん選手って必要やと思うんですがね…。
後半15分頃に#10イシガミが途中出場。このガミが効いてましたねー。ガミの絶妙なポジショニングと的確なパス出しは、攻守に程よいタメを作ってくれます。
そして後半23分、相手に足首を削られた#19サクマに代わって、ユウジこと#30田中佑治が出場。#30ユウジはこれが何とレノファ公式戦デビューです。こんな場面でデビューさすとは!しかし#30ユウジにテンパったところは全くなく、落ち着いて冷静にリスク管理したプレーを見せてくれました。


そして残り10分を切った頃、三菱水島が右サイドからレノファPA内に侵入し、決定的チャンス(レノファにとっては決定的ピンチ)を作り出そうかというまさにその時、#2ヒロがスライディングタックルでボールだけを完璧に弾き飛ばしてくれました。さすが#2ヒロ!!安定した守備を見せてくれるね!
しかし審判の判定はPK…(゚Д゚)
しかも#2ヒロにはカレー券まで出てしまいました(((゚Д゚))??
サッカーに誤審はつきものだし、今日のレノファも誤審に助けられた場面が無かったワケじゃありません。が、試合を左右する場面での致命的な誤審はねえ…、カンベンして欲しいものです。ま、判定は判定として受け入れにゃいけんワケですが。
このPKを三菱水島#4山下が落ち着いて決めて、試合は振り出しに戻り(水島1-1山口)、激しい攻防の末、後半が終わりました。


そして前後半15分ずつの延長戦へと突入。互いに死力を尽くし相手ゴールに襲いかかりますが、1点が遠い。ホント遠い。延長後半、三菱水島の選手がレノファDFとGK#1サワノをかわし、あとは無人のゴールへ蹴り込むだけ、という場面を迎えましたが、シュートはサイドネット外側へ。何という幸運。勝負の女神はまだレノファを見放しちょらんね!最後まであきらめずに走りきろう!
結局、延長戦でも決着がつかず、勝負の行方はPK戦にゆだねられることとなりました。


PK戦

  • 水島○×○○○○○×
  • 山口○×○○○○○○

最後のキッカーは#29ミツ。
相当な重圧があったハズなのに難なくPKを決めてくれました!
レノファ天皇杯初勝利!!スタジアムに響く歓喜の声!


で、正直に言っておきましょう。実力は三菱水島の方が上っす。
各選手の技術、能力、精度、すべてにおいて一段上。さすがJFL
そーゆー強い相手に今日のような試合ができたことは、「レノファにとって誇るべきこと」と胸を張って言うてエエと思います。
もちろん、地域リーグなら通るはずのパス、相手を抜き去れるはずのフェイクも、三菱水島には通用しない部分が多々ありました。その一方で、三菱水島に通用した部分もいくつかありました。今日の経験は、必ず今後に活きてくるハズ。

次の天皇杯

天皇杯の次戦は以下のとおり。

試合後の桃スタには、レノファサポの「♪等々力へ行こう!みんなで行こう」の歌声が高らかに響きました。
そう、我々は等々力に行く権利を自らの手で勝ち取ったのです!
等々力で何が起ころうが恐れることはありません。
山口県の誇りを胸に最後まで戦いきるだけ。


ちなみにワタシはその日は絶対外せれん仕事があるんで行けれません…。
山口県の皆さん&レノファ関東総本部の皆さん、等々力は完全アウェイ状態でしょうけど、山口県の名に恥じない応援を最後までどうぞお願いいたしますですm(_ _)m