長くて短かった2010年も明日でおわり。
ということで、今年も独断と偏見で選ぶ私的レノファアワードを発表いたします。
ちなみに去年はこちら →しもxx的レノファアワーズ2009
ゴール・オブ・ザ・イヤー
今年のレノファ公式戦85ゴールから選ぶベストゴール。
- 4月17日ネクスファジ戦(リーグ第1節)#15碇野カズマの35m直接FKゴール
開幕戦勝利を大きくたぐり寄せたカズマのスーパーゴール。これで今季の流れが決まったと言っても過言じゃないでしょう。
その他のノミネートは…
- 5月5日NTN岡山戦(リーグ第6節)#9安田忠臣の50m独走ゴール
- 5月9日デッツォーラ島根戦(リーグ第7節)試合終了間際に#4吉田ケンジローが決めた魂の決勝
ヘッドショルダー - 5月23日佐川中国戦(リーグ第9節)#10中川シンペーのビューティフル先制ヘッド
- 5月23日佐川中国戦(リーグ第9節)#28鈴木シューヘイの泥んこ弾丸ミドル
- 6月6日ヴォラドール松江戦(リーグ第11節)#13藤井ヒトシの最後尾からの超オーバーラップゴール
- 6月6日ヴォラドール松江戦(リーグ第11節)#4吉田ケンジローがまたも徳地で決めた魂ゴール
- 6月13日日立笠戸戦(リーグ第12節)再開キックオフ10秒後の#7福原コータの電光石火ゴール
- 10月2日新日石水島戦(リーグ第17節)#7福原コータのハットトリック3点とも
- 10月3日佐川中国戦(リーグ第18節)#8柏原ワタルの絶妙先制ゴール
- 11月23日SC相模原戦(地域決勝1R第3戦)#8柏原ワタルの逆転決勝ヘッド
アシスト・オブ・ザ・イヤー
今季もっとも美しかったベストアシスト。
- 5月23日佐川中国戦(リーグ第9節)#16田村リューセイが#10中川シンペーに出した高精度ピンポイントクロス
リューセイの放ったパスは10cmのズレもなくシンペーの頭へ。特別にスゴいプレーというワケじゃありませんが、当たり前のプレーを当たり前にこなす。「チームとしてゴールを奪う」という今季レノファサッカーを典型的にあらわしたアシストプレーでした。
その他のノミネートは…
サポーター・オブ・ザ・イヤー
次はサポーター部門。
昨日は「スネアの某さんがサポーター・オブ・ザ・イヤーだ」と書いたんですが、彼にはまだまだ満足せず精進してもらわないといけないので、ここは心を鬼にして
- 該当者なし
とさせていただきます(`・ω・´)
今季特に印象に残ったのは、他サポさんになりますが、新日鐵大分サポさんとAC長野パルセイロサポ(背番号ゼロ)さん。お二人の姿勢はサポとしてぜひ見習いたいと思いました。
それから地域決勝でお会いしたレノファ関東サポのみなさん。関東組の熱さは本家山口県組をしのぐほど。いや、本家組も負けてられませんね。
敵チーム・オブ・ザ・イヤー
今季公式戦で対戦したのは22チーム。
その中でもっともレノファを苦しめた憎き敵は…
- Y.S.C.C.(横浜スポーツ&カルチャークラブ)
今年最大の目標だったJFL昇格。その可能性をもっとも大きく阻んだのがYSCCでした。なすすべなく0-3の完敗。そのYSCCも決勝ラウンドで敗退…。地域決勝って本当に難しい。
(若干の憎しみと)敬意を込めてYSCCを敵チーム・オブ・ザ・イヤーに選定させていただきます。
試合会場・オブ・ザ・イヤー
サポ目線で選ぶ今季ベスト試合会場。
「ピッチ」でなく「試合会場」であるとこがミソです。
- 広島広域公園第一球技場
5月23日佐川中国戦での試合会場。ピッチ上は雨のせいで泥んこ田植え状態でしたが、観客席は最適な傾斜角と高さと雨をしのぐ屋根のおかげで快適観戦環境。サッカー専用スタジアムは見やすさが断然違いますね。山口県にもこれ欲しい。
田んぼ・オブ・ザ・イヤー
- 5月23日佐川中国戦@広島広域公園第一球技場
観客席からの眺めはともかく、ピッチコンディションは相当ひどいものでした。#10シンペーがコースを狙いすまして撃ったグラウンダーシュートが水たまりでピタッと止まったシーンには、レノファサポ席から「水たまりナイスセーブ!」との声も(^_^;)
大逆転・オブ・ザ・イヤー
今季はとんでもない大逆転試合が2つありました。
1つは大逆転負け。もう1つは大逆転勝ち。
- 10月17日の新日鐵大分戦(全社2回戦)は、前半の3点リードを後半に追いつかれ、延長で逆転されるという衝撃的な敗戦。
- 11月23日のSC相模原戦(地域決勝1R第3戦)は、その真反対。前半なすすべなく2点リードを許すものの、後半途中から突如としてスイッチが入り、3点を奪って逆転勝利。
2試合とも、忘れたくても忘れられない試合になりました。
マッチ・オブ・ザ・イヤー
今季最高の試合は、この試合しかないでしょう。
- 10月2日新日石水島戦(リーグ第17節)@千代田運動公園
当日の日記にも書きましたけど、今年一番内容の良かったゲームだったと思います。特定の選手だけじゃなくチーム全員がベストに近いパフォーマンス。なおかつチーム全体が一つの有機体となった全員連動サッカー。しかも相手は厳しいプレスの新日石水島。4-0というスコア以上の内容でした。
この日のサッカーを地域決勝でも出せていれば……いや、今さらタラレバはやめときましょう。なぜこの日のサッカーを地域決勝で出し切れなかったのか。来季のカギは、この問いの中にあるハズ。
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さて、ここからは「レノファ三賞」の発表にうつります。
→技能賞は、優れた技能を発揮した選手に贈ります。
→敢闘賞は、敢闘精神あふれるサッカーを展開した選手に贈ります。
→殊勲賞は、今季もっとも活躍した選手に贈ります。早く言えばMVPまたはマン・オブ・ザ・イヤー。
技能賞
- #16田村隆生
リューセイのテクニックは、レノファサッカーに新たなインパクトを与えてくれました。#15カズマも甲乙つけがたかったのですが、今年は県選手権(天皇杯県予選)決勝での活躍が印象深いリューセイに。
殊勲賞
- #7福原康太
コータの今季の活躍ぶりは、名実ともにレノファのエースと呼ぶにふさわしいものでした。リーグ戦20ゴール、シーズン通算27ゴールはいずれもクラブ新記録。コータのゴールは幾度もチームを窮地から救ってくれました。ワタシ的には文句なしのMVP。