ァサロームゥ アラィコム!Assalomu Alaykum!
(ウズベク語で「こんにちは!」)
とゆーわけで今回はレノファが誇る遊星型CBドストンことドストンベック・トゥルスノフ選手(Достонбек Турсунов)をフィーチャーしてまいります。
(写真はレノファ公式サイトから拝借)
とゆーのも先日、このツイートが目にとまりまして
チャナティップ選手と札幌に焦点当てて、タイでJリーグ人気が高まってるって回見てる
— かべさん@蹴球維新 (@SURUmeee_JP) 2019年12月1日
レノファでいうならドストンやヘナンで、特にドストンはA代表に呼ばれてるからこれから成長していけば「ウズベクにレノファサポ」っていうのが実現するかもね。もしかすると もう居るかもだけど。
ウズベキスタンにもレノファサポっておるんかなー?といろいろ検索してみたら、ウズベク語サイトにドストンの記事がいくつか見つかり、結構おもしろいことが書いてあったので、その翻訳をお届けしてみようと思った次第です。
もちろんウズベクサイトさんからは翻訳の承諾をいただいております。
(ダメ元でお願いしてみたら意外とすんなり承諾してもらえた。)
言うまでもなくウズベク語は全然わかりません!が、グーグル翻訳で複数の言語に訳したものを意訳・超訳しております。文責はすべてアタシにありますので、そーゆーもんだと思いながらお読みくださいまし。
ドストン・トゥルスノフ大いに語る(2019年2月17日掲載)
元記事:https://stadion.uz/news/detail/223572
stadion.uz
今回は突然の移籍だったように思うけど、日本のクラブはどうやって君を見つけたんだい?
- そもそもの始まりは、ウチのコーチ(訳注:霜田監督のことと思われる)が中国でのアジア選手権(訳注:2018年1月開催のAFC U23選手権のことと思われる)で僕のプレーを見てくれたことだった。大会後、コーチが僕にコンタクトをとってきて「君は僕のプランに入ってる」と言ってくれたんだよ。そして、アジアカップ(2019年1月のアジア杯)の前に移籍が決まった。UAEでの大会の後、メディカルチェックを受けに日本まで飛んだんだ。
クラブはどんな条件を示してくれた?
- サッカーで日本ほど進歩してる国はない。クラブは僕に家と車と通訳を用意してくれたよ。
日本のクラブと我が国(ウズベキスタン)のクラブとの違いは?
- 正直言って違いはとても大きいね。練習のときでさえスタジアムの半分が観客で埋まってるんだよ。そんなファンの目の前でもっと頑張りたい。
日本ではサッカーにどう取り組む?
- ここに着いた日に「君には地元(日本)の選手より10倍良いプレーを見せてほしい」って言われたよ。
言葉は大丈夫?
- (笑いながら)大丈夫とは言えないけどね。クラブが通訳をつけてくれてるけど、いつも一緒にいれるわけじゃないから、頑張って日本語を勉強してるとこだよ。
- (笑いながら)自分じゃわからないよ。ファンに決めてもらおうかな。
つまりクーペルは君をまだ信頼してないってこと?
- まだなんだろうね。アジアカップでは使ってもらえなかったわけだし。
オーストラリア戦では君がクリメツの代わりに出場するのを期待する声も多かったけど?
- 僕も期待をしていた。でもクーペルにメンバーから外されて少し落ち込んだよ。妙な気分だったね。後でクーペルが話してくれたんだ。「他のディフェンダーをよく見とくんだ。彼らのミスや良いプレーから学べることがたくさんある。レギュラー選手(を見ること)が明日のお前を成長させるんだ」ってね。確かにアジアカップでは使ってもらえなかったけど、これからも多くの試合が僕を待っている。監督の信頼が得られるようベストを尽くしていくよ。
代表レギュラーになるには何が足りないんだろう?
- (笑いながら)しつこく聞いてくるね。レギュラー陣にあって僕にないのは国際経験だ。ありがたいことに僕にも外国の扉が開き、ここでハードワークしている。練習も今までの2倍は頑張ってる。この新しいクラブでの国際経験を通じて、代表チームのレギュラーになりたいと考えているよ。
人はみな高い目標を心に秘めている。長年の苦労が報われてゴールにたどりついたとき、穏やかな心と幸せな気分にひたることができる。君の最高目標はどこに置いてる?
数日前に始まった中央アジアカップだけど、代表強化の役に立つのかな?
- もちろん、選手には経験が必要だ。国際経験があまりない選手にとっては特にね。それがこの大会の意義じゃないかな。
好きな選手、あこがれの選手っている?
- 小さな頃からセルヒオ・ラモス(スペイン)だね。彼のプレーは本当に素晴らしいよ。
いろんな質問に誠実に答えてくれてありがとう。成功を祈るよ。
- こちらこそありがとう。幸運を!
インタビュアー:Yahyohoja Ulugkhodjaev
ドストン・トゥルスノフ「レノファはJ1を目指す」(2019年2月22日掲載)
元記事:https://championat.asia/uz/news/225949
championat.asia
2月24日に日本のJ2リーグが開幕する。我々は(今年からJ2でプレーする)ドストン・トゥルスノフにコンタクトを取り、いくつかの質問に答えてもらった。
なぜレノファ山口を選んだんだい?他にもオファーはあったと思うけど。
- もちろん、多くのオファーをもらったよ。ウズベキスタン国内のクラブからも外国のクラブからもね。でも僕はレノファ山口を選んだ。日本のサッカーが好きだからね。日本のサッカーは本当に速い。ここならサッカー選手として成長できると考えたんだ。ウズベクの選手も才能があるんだってとこを示したい。
外国に渡ったわけだけど、誰かに相談はしたのかい?
- 来日前、フォジル・ムサエフ(磐田)に相談したら、日本サッカーのレベルはとても高く、選手として成長できるって言われたんだ。そこで僕は(レノファの)クラブ施設やスタジアムを見せてもらった上で、契約書にサインをした。
契約期間は?
- 2020年末までの2年契約だね。
背番号は何番?
- レノファでの背番号は15番。でも番号でサッカーするわけじゃないしね。ピッチ上で良いプレーをするだけだよ。
霜田監督はどんな監督?
- とても厳格で要求レベルも高い。練習内容は毎回興味深い。彼はとても経験豊富みたいだね。日本のU-23代表にも数年間たずさわってたそうだよ。
君はネフチ・フェルガナ(前所属クラブ)ではいろんなポジションでプレーしてたけど、新クラブではどのポジションを求められそう?
- 監督からはセンターバックと言われてる。このチームはどのポジションも競争が激しく、どの選手もレギュラーになるためハードワークしているよ。
日本の選手ってみんな似てるよね?(見分けるの)難しくない?
- 確かに。みんな結構似てるし、名前も難しい。実はみんなの名前をまだよく覚えきれてないんだ。
レノファには他にも外国人選手はいるの?
- ヘナンっていうブラジル人選手がいて、とても良い関係を築けているよ。英語はすごく勉強したね。近いうちに別のブラジル人ディフェンダーが加入するみたいだね。
レノファはJ2昇格後の3シーズンを12位、20位、8位と来ている。今年の目標は?
- チームは着実に強くなってきている。2019年のレノファが目指すのはJ1昇格だ。J2には、他にも強くてJ1昇格に目標を置いてるチームが多いから、厳しい戦いになりそうだ。
クラブのスポンサーはどんな企業?
- このクラブはとてもたくさんのスポンサーに支えられてる。シャツにはいくつもの企業ロゴが掲載されてるんだ。日本ではサッカーが本当に注目されてるね。
維新みらいふスタジアムはどう?
- とても良いスタジアムだね。地域も素晴らしい。こないだサンフレッチェ広島と親善試合をやったんだけど、大勢のファンが僕らを応援しに来てくれたよ。
サンフレッチェとの親善試合では選手たちがスーツを着ていたね。いつもそうなのかな?
- 僕もあれには驚いた。親善試合でも公式戦でも、選手はみんなお揃いのスーツを着ることになってるんだよ。
クラブは家を用意してくれてる?それともホテル暮らし?
- もちろん、クラブは家と車を用意してくれてるよ。新しい国での生活でまだいくつかトラブルを抱えてるけど、焦らず日本に慣れていくつもりだ。
昨季プレーしたウズベキスタンのスーパーリーグは年間32試合だった。日本のJ2は22チームだから年間42試合も戦うことになる。準備はできてるかい?
- プレッシャーはあるね。でも試合は多ければ多いほど良い。僕らは試合形式の練習を積んできた。シーズン開幕が本当に楽しみだよ。開幕戦で当たる柏レイソルは、J1から降格してきたクラブで、強い相手だ。でも僕らはこの試合に勝つ。シーズン最初のホームで勝つことはとても大事だ。
日本食には慣れたかい?
- (笑いながら)ちょっと問題はあるけどね。「チキン焼肉」って日本料理があって、それがお気に入りだね。
ウズベキスタンのファンに一言?
- 僕を応援してくれるすべてのファンに感謝したい。健康をキープして、みんなの信頼と期待に応えられるようベストを尽くすよ。
インタビュアー:Narzulla Saidullaev
ドストン・トゥルスノフ「ウズベキスタン代表としてW杯に出たいんや!」(2019年6月28日掲載)
元記事:https://championat.asia/uz/news/238382
championat.asia
我らの同胞(ドストン)が日本のJ2へ旅立って6か月がたった。ウズベキスタン代表でも徐々に地位を確立しつつある彼は、レノファではここまで12試合に出場している。
24歳のディフェンダー(ドストン)はウズベキスタンサッカー協会の記者会見で日本での経験を語ってくれた。
- 日本のサッカーにだいぶ適応してきた。ここJ2は、J1と同様に、とても激しいリーグだ。J2には22クラブあり、どのクラブにも優秀な外国人選手がいる。試合のペースはとてもスピーディで、選手はフィジカル面でも技術面でも強力だ。レギュラー入りをめぐる争いも激しい。その中で僕は自分のスキルを発揮しようと頑張っている。
- J2よりレベルの高いリーグに行くこともできる。例えば、僕が今所属しているレノファ山口から、J1や欧州リーグに移籍した選手が出ている。これが、レノファに加入した理由でもある。僕が目指しているのは、自分の能力を発揮し、より強いクラブの一員としてプレーすること。そして、代表チームのメインプレイヤーになることだ。そのために、僕は経験豊富な選手からいろんなことを学ぼうとしている。アンズル・イスマイロフ(Anzur Ismailov)やイスラム・トゥフタホジャエフ(Islam Tuhtakhodjaev)やエゴール・クリメツ(Egor Krimets)のような選手からね。僕はカタールのワールドカップにウズベキスタン代表として出たいんだ。
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このほか、翻訳の承諾をまだいただけてない記事もいくつかありまして、著作権を侵害しない範囲で記事の「要約」をまとめてみました。
ドストン・トゥルスノフ、日本サッカーへの愛を語る(2019年8月20日掲載)
元記事:https://zamin.uz/sport/58469-yapon-futbolini-eqtirib-qolgan-doston-tursunov-u-erdan-hali-beri-ketmoqchi-emas.html
zamin.uz
- 日本のJ2は予想以上にレベルが高かった。
- 僕のJ2への適応度は70%くらい。日本の夏はとにかく暑い。
- 文化の違いで驚いたことはそんなにない。大事なのは、僕が日本サッカーを大好きだということ。外国人選手としてここでのプレーを本当に楽しんでるよ。
- 僕の通訳はウズベク語がペラペラ。ウズベキスタンに3年住んでたらしい。
- ムサエフ(磐田)とはほとんど毎日話をしているよ。会うのは月に1~2回かな。
- 日本はサッカー環境が本当に整っている。どのクラブにも必要な施設がそろってる。リーグ戦の移動も飛行機だ。各チームのスタッフの仕事ぶりはまさにプロフェッショナルだね。
- 世界的なスター選手が日本でプレーしてるけど見る余裕は全然ない。毎日が練習漬けだよ。
- 今のところ山口でもう2年プレーする予定だ。言ったとおり僕は日本が本当に大好きなんだ。もっとここでプレーしたいと願っているよ。
インタビュアー:Shuhratbek Juraev
ドストン・トゥルスノフは日本でのプレーを続けるのか(2019年11月29日掲載)
元記事:https://penalti.uz/uzc/news/show/47436
penalti.uz
- 初めての外国でのシーズンはとても印象的だった。選手として成長できたと実感してるよ。シーズンも明るい雰囲気で終えることができた。
- 来シーズンのことはまだ何も確定していない。もし良いオファーがあれば話は聞く、12月まではね。僕はレノファと2年契約を結んでいて、まだ1年残っているんだ。
- 日本ではどのチームもシーズン通してペースが落ちない。どのチームも強く、大きな変化に見舞われることもない。そしてすべての選手にチャンスがある。日本には良い印象を持ってるよ。
- (ウズベキスタン代表監督がエクトル・クーペルからヴァディム・アブラモフに交替して以降、ドストンが代表に召集されなくなったことを受けて)代表に呼んでくれたクーペルには感謝したい。僕がゴールを決めた試合もあったしね。アブラモフが呼んでくれれば僕はいつでもベストを尽くす。代表に呼んでくれるまで、僕は僕の仕事をするだけだ。
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以上、ウズベキスタンのメディアで伝えられたドストンの生の声、いかがだったでしょうか?
アタシもかつて数か月ほど外国で暮らしたことがあるので、異国の地でひとり頑張ってるドストンは応援したくなる選手なのです。
来シーズンもレノファのユニフォームを身にまとったドストンの勇姿を見れると信じて!
ではでは。