なにげなくレノファ応援日記

レノファはどこから来たのか、レノファは何者か、レノファはどこへ行くのか

レノファの最年少&最年長記録をしらべてみた

先日おさかなさんのこんなツイートが目にとまりました。


ここでふと浮かんできたのが
「ホントにレノファの最年少ゴールは川井歩くんなんだろか?」
という疑問。


そこで2006年のレノファ創設までさかのぼって調べてみました!
公式戦にもいろいろありますが、同じ土俵で比較できるよう
リーグ戦に限定して調べております。
かなり入念に調べたので、漏れはないはず。
たぶん漏れはないと思う。
漏れはないんじゃないかな。
ま、ちょっと覚悟はしておけ。

レノファ最年少出場記録

まずそもそも10代でリーグ戦に出場したレノファ選手は次の10選手のみ。

選手名 リーグ戦での初出場 初出場時の年齢
中村優 2008年4月27日
JFE西日本戦(中国L)
18歳3か月6日
松永祐樹 2008年5月4日
日立笠戸戦(中国L)
19歳9か月13日
光田浩二 2008年6月15日
日立笠戸戦(中国L)
19歳0か月8日
小池龍太 2014年3月30日
FCマルヤス岡崎戦(JFL
18歳7か月1日
チャン・ジョンウォン
(張庭源)
2014年3月30日
FCマルヤス岡崎戦(JFL
19歳7か月28日
小塚和季 2014年7月20日
横河武蔵野戦(JFL
19歳11か月18日
チェ・ジュヨン
(崔珠龍)
2015年4月5日
藤枝マイFC戦(J3
18歳4か月28日
和田昌士 2017年3月19日
東京ヴェルディ戦(J2)
19歳11か月8日
高橋壱晟 2018年3月4日
愛媛FC戦(J2)
19歳10か月12日
川井歩 2019年4月7日
V・ファーレン長崎戦(J2)
19歳7か月17日

この中で
リーグ戦でのレノファ史上最年少出場記録は、
2008年4月27日(JFE西日本戦)での中村優太選手による18歳3か月6日!
みなさん、中村優太選手って知ってますか?(覚えてますか?)


佐世保の高校を卒業した直後の2008年にレノファへ入団。
決してめちゃくちゃうまい選手というワケではありませんでしたが、
負けん気の強さと物おじしない思い切りのいいプレーが持ち味の攻撃的MF。
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(写真はレノファ公式から拝借)


中村優太のデビュー戦はいまだに覚えてます。
終了間際の後半40分から途中出場。
たしかファーストタッチがゴール右わずか30㎝外れるシュートでした。
2012年退団までの5年間、気持ちの入ったプレーで
レノファサポに強烈な印象を刻みつけてくれました。

レノファ最年少ゴール記録

では続きまして最年少ゴール記録。
そもそも10代でゴールを決めたレノファ選手は次の2選手しかいません。

選手名 初ゴールの試合 初ゴール時の年齢
中村優 2009年9月23日
日立笠戸戦(中国L)
19歳8か月2日
川井歩 2019年5月11日
大宮アルディージャ戦(J2)
19歳8か月20日


リーグ戦でのレノファ史上最年少ゴール記録は中村優太選手による19歳8か月2日!
www.youtube.com
川井歩選手との差はわずか18日でした。
J2昇格以降では、川井選手が最年少ゴールですね。


中村優太選手の最年少ゴールもいまだに覚えてます。
たしか中村選手の親御さんが佐世保から見に来てる
その目の前で決めたんじゃなかったかしら。
(記憶違いだったらごめんなさい)

レノファ最年長出場記録

では逆にレノファの最年長記録って一体誰なんでしょ?
30代でリーグ戦に出場したレノファ選手はかなりいますので
34歳以上にしぼって調べてみると次の2選手のみでした。

選手名 リーグ戦での最後の出場 最後の出場時の年齢
坪井慶介 2019年5月25日
京都サンガFC戦(J2)
39歳8か月9日
佐藤健太郎 2019年6月30日
アビスパ福岡戦(J2)
34歳10か月16日


リーグ戦での
レノファ史上最年長出場記録はやはり坪井慶介選手!(39歳8か月9日)
今季もおそらくツボの力を必要とする時がきっと来るでしょうから
まだまだ記録更新してくれるに違いない!と期待しております。
www.youtube.com


レノファ最年長ゴール記録

最後に最年長ゴール記録を調べてみました。
30代でリーグ戦ゴールを決めたレノファ選手は次の8選手。

選手名 リーグ戦での最後のゴール 最後のゴール時の年齢
石上大輔 2007年10月21日
FCセントラル中国戦(中国L)
31歳5か月13日
中山元気 2012年6月3日
SC鳥取ドリームズ戦(中国L)
30歳8か月19日
福原康太 2013年9月21日
SRC広島戦(中国L)
30歳5か月29日
岡本秀雄 2014年6月1日
佐川印刷京都戦(JFL
30歳5か月6日
平林輝良寛 2015年11月23日
ガイナーレ鳥取戦(J3
31歳5か月19日
福元洋平 2017年8月26日
大分トリニータ戦(J2)
30歳4か月14日
渡辺広大 2018年7月21日
水戸ホーリーホック戦(J2)
31歳7か月17日
ジュリーニ 2018年8月26日
大宮アルディージャ
32歳0か月21日


石上選手が8年間キープした記録を更新したのが劇的なJ3優勝を決めた平林選手のあのゴール!
その後、昨年7月に渡辺広大選手が最年長ゴール記録を更新したまさにその翌月、
現時点でのレノファ史上最年長ゴールを決めたのがジュリーニョ選手でした!
(32歳0か月21日)
www.youtube.com
あらためて見るとかなりエグいゴールですねこれは。


今回ご紹介した記録もいずれ更新されてくんでしょうけど
こーゆー切り口を通じて昔のレノファ選手たちに
思いをはせてもらえるとありがたいなー……
というのが今回このブログを書いた趣旨でございます。


ではでは。

始まったJ2シーズン、始まらないレディースのシーズン

今年もレノファのJ2シーズンが開幕しましたね!
遅くなりましたが柏との開幕戦をあらためて振り返ってみると…


相変わらず逆光で見づらいホームゴール裏。
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オレンジコレオで選手を迎え入れます。
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前半は1-1で終えました。
後半最初はもちろん「今日の勝利つかみとろう!」
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後半も幾度となくチャンスを作りましたが……
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1-2で敗戦。
柏との力の差を痛感しつつも
手ごたえも得た一戦となりました。
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会場には松陰先生と東行先生から花輪が届いておりました。
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柏……開幕……花輪……∑(・o・;)ハッ


花輪への反応をこちらにまとめております。
twitter.com


さて次の甲府戦は2-5で負けたかと思うと
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その次のジェフ戦は5-2で勝つという出入りの激しさ
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どれだけ選手が入れ替わっても「安定」より「劇的」な試合になってしまう
それがレノファのDNAなんでしょうね。
今年も劇的な「維新劇場」を楽しんでまいりましょう!

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その一方で
シーズン開幕を迎えられないレノファレディース。
先日クラブからすさまじいお知らせがリリースされました。
www.renofa.com


春からの中国リーグは対戦を行わず不戦敗とする…
ということですが、それもそのはず
現在レディースに残ってるのは選手1人(&サポーター)だけ。
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昨年レディースに在籍した17選手のうち
16選手がすでに移籍・退団しており
新加入選手の発表もなく、今も在籍してるのは#6並木愛子選手のみ。


なぜこんなことになったのか、
昨日の中国新聞さんに少し詳しい記事が出てました。
this.kiji.is
(魚拓→https://web.archive.org/web/20190315122535/https://this.kiji.is/479077588821673057?c=381754425691505761


この記事では、前監督との不和が大きな原因みたいに書かれてますが
ワタシが複数の信頼できる情報源(選手ではない)からお聞きした内容を総合すると
もう少し違うところに原因があるようです。


結論を言いますと、今回の選手大量離脱の最大の原因は
クラブがレディースをほったらかし(現場に任せきり)にしてたこと、これに尽きます。


前監督との不和は数ある原因の中のほんのごく一部にすぎません。
「監督のことだけならこんなに大勢やめなかった」という話も(又聞きですが)聞きました。
ここをクラブが見誤ってると、また同じことを繰り返すことでしょう。


ワタシ個人としましては
今回のことでクラブを責めようという気は全然ありません。
終わったことはどーしようもない。
大事なのはこれからですもんね。


クラブも今までの反省に立って
レディースの運営体制をしっかりと構築し始めてるようなので
そこは応援していきたいなと。


思いはこのあすっちツイートと同じです。


というわけで
先日3/10に開催されたYMFGサッカー大会@徳山大学
レノファレディースが出場すると聞き、応援しに行ってみました。


初戦の相手はニューウェーブ北九州
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レノファの主体はU18(中高生)の選手。
トップの選手は#6並木愛子選手と今大会限りで退団する#8田邉李恵菜選手の2人でした。
ただ李恵菜選手はコンディションの関係でこの試合への出場は見送り。
あと嬉しいことにすでに移籍した#3宮下みのり選手が仲間の応援に駆けつけてくれてました。


Michioさんのツイートでこの試合を振り返りますと…




惜しくも0-1で敗戦。
試合後、あいさつに来てくれた北九州イレブンに
ニューウェーブ!」コールをサポみんなで贈ったところ
ものすごい戸惑われてしまったのはご愛敬。


この試合、みのり選手と一緒に応援しながら見てたんですが
「李恵菜もなんですけど、他の中高生も卒業とかで今日の試合が最後(レノファを退団)の子がいるんです」
とみのり選手に教えてもらいました。


ということは次の試合がレノファでのラストゲームになる選手が何人かいるということ。
応援にも自然と力が入ります。
2戦目の相手は広島大学でした。
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さすが相手は大学生。
最初のうちは広大のスピード、強度に全然ついていけず
2~3分で1点取られるペース。
こりゃ何点取られるんやろ?とも思ったんですが
次第に相手のスピードや強度についていけるようになり
失点ペースも落ち着いてきて前半を0-7で終えました。


そして後半。
やはり押され気味ではありましたが
何度も相手ゴール前に迫れるようになり高まるゴールへの期待。
終了数分前には#8李恵菜選手が満を持して登場。
ほんの数分の間に4~5回は相手ゴールに襲いかかる李恵菜選手。
しかし無情のホイッスル。0-8で試合終了です。
無得点に終わったものの後半は1失点のみ。
最後の試合でも選手たちは試合の中で成長する姿を見せてくれました。


負けはしたけれど
この試合が最後の選手もいるということでヤマグチ一番を敢行。


試合後には
李恵菜選手とみのり選手への応援幕贈呈式がありました。
2人ともルクレMYFCでの大活躍を期待しちょるよ!


さてレディースがこれからどうなるかまだわからないけれど
そこに選手がいる限り応援はつづけていきたいなと思っています。


まずクラブには残ってくれた愛子選手へのケアを全力でお願いしたいところ。
1人になっても残ってくれるとか並大抵のことではないですよこれは。
チームスタッフに丸投げとかではなくクラブの総力をあげてしっかりバックアップしてあげてください。
よろしくお願いします。

【開幕直前】レノファの全開幕戦&シーズン初ゴールをふりかえる

いよいよ2/24(日)の開幕戦が近づいてきましたね。
そこで今回はこれまでのレノファ全開幕戦&シーズン初ゴールをふりかえってみよーと思います。
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(↑2008年2月島原がまだすリーグ山形戦でのひとこま)

2006年(中国リーグ)

記念すべきレノファ史上初の公式戦。
ファジにこてんぱんにやられたものの主将#10石上大輔が1得点を決め
これが記念すべきレノファ史上初ゴールとなりました。

2007年(中国リーグ)

初のホーム開幕戦は18本もシュートを放ちながら痛恨のドロー。
ちなみにワタシが初めてレノファ観戦&応援したのがこの試合。
なおシーズン初ゴールは第2戦(vs.JFE西日本)での#8柏原渉でした。

2008年(中国リーグ)

昇格組のヤーマンに痛恨のドローゲーム。
この頃から「レノファって開幕に弱くね?」みたいな声がチラホラ。
シーズン初ゴールは#11高杉勇次。

2009年(中国リーグ)

またも昇格組の元気SCに痛恨のドロー。
「開幕に弱い」「初物に弱い」との定評が決定的となった一戦。
シーズン初ゴールは#26福原康太

2010年(中国リーグ)

昇格組が相手でしたが創設5年目にして初の開幕勝利。
シーズン初ゴールは#9安田忠臣

2011年(中国リーグ)

またも昇格組にやられました。
オフにかなり補強したのにいきなりゼロ封。
シーズン初ゴールは第2戦での#28鈴木修平。

2012年(中国リーグ)

苦手の昇格組が相手でしたが難なく快勝。
しかしこの日一番の衝撃はサポ仲間同士の熱愛が発覚したことでしたな。
(一緒のクルマに乗っていちゃいちゃしながらやって来た)
シーズン初ゴールは#17田村隆生。

2013年(中国リーグ)

86分まで2点リードしてたのに残り4分であっさり追いつかれ
またしても悪夢の開幕戦ドロー。
シーズン初ゴールは#30飯塚亮。

2014年(JFL

負けはしたものの手ごたえを感じた敗戦。
シーズン初ゴールは#9岸田和人

2015年(J3リーグ

記念すべきJリーグデビュー戦で記念すべき初勝利。
シーズン初ゴールは#9岸田和人(2年連続)

2016年(J2リーグ

実に10年ぶりとなるファジとの開幕戦はドロー。
シーズン初ゴールは#8島屋八徳。

2017年(J2リーグ

このシーズンの低迷を予感させるような波乱の開幕戦。
シーズン初ゴールは#9岸田和人(3回目)

2018年(J2リーグ

このシーズンの躍進を予感させるような会心の開幕戦。
シーズン初ゴールは#19オナイウ阿道


というわけで以上を一覧表にまとめてみると…

開幕戦スコア シーズン初ゴール
2006年 ●1-5ファジアーノ岡山 #10石上大輔
2007年 △0-0広島フジタFC #8柏原渉
2008年 △1-1FC宇部ヤーマン #11高杉勇
2009年 △1-1元気SC #26福原康太
2010年 ○3-2ネクスファジ #9安田忠臣
2011年 ●0-1三菱水島FC #28鈴木修
2012年 ○5-0SC鳥取ドリームズ #17田村隆生
2013年 △2-2JX水島 #30飯塚亮
2014年 ●1-3ホンダFC #9岸田和人
2015年 ○2-1ガイナーレ鳥取 #9岸田和人
2016年 △1-1ファジアーノ岡山 #8島屋八徳
2017年 △2-2FC岐阜 #9岸田和人
2018年 ○4-1ロアッソ熊本 #19オナイウ阿道

レノファの開幕戦での戦績は4勝6分3敗。引分が結構多いすね。
はたして14年目のレノファ開幕戦はどんな試合になるんでしょーか。
そしてシーズン初ゴールは一体誰の手(脚)に?


今シーズンが始まるのはもうすぐです!

レノファサポと幕末長州の意外な共通点

ものすご遅くなりましたが
皆様あけましておめでとうございます<(_ _)>
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(↑クラブからいただいた年賀状です)


さて先日うれしいニュースがとびこんできました。

レディースU-18が県女子リーグ2部で優勝し、1部への昇格を決めたとのこと。
レノファ全体の中で2018シーズンに昇格を決めたのは、ユースBチーム(県3部→2部)に続いてレディースU-18が2チーム目です。
あらためて振り返ればレノファがこれまで経験してきた「昇格」は合計9回ありまして…

  • 2013年 トップ(中国→JFL
  • 2014年 トップ(JFLJ3)、ユース(県3部B→県2部)
  • 2015年 トップ(J3→J2)、ユース(県2部→県1部)
  • 2016年 レディース(県→中国)
  • 2017年 ユースB(県4部→県3部)
  • 2018年 ユースB(県3部→県2部)、レディースU-18(県2部→県1部)

クラブ創設の2006年からなかなか昇格を経験できなかったレノファですが、2013年にJFLへの初昇格を決めるとそれ以降毎年どれかのチームが昇格を果たしております。昇格を毎年経験してるということは、レノファというクラブがまさに成長途上にあるってことなんでしょね。


その一方で、レノファがまだ経験したことないのが「降格」。
レノファにいつか訪れる(であろう)その時にあっても泰然自若としていられるクラブ&サポでありたいものです。


そこで思うんですけど、サッカーには「こーゆー時にサポはこーふるまうべし」みたいな不文律というか文化がありますよね。「降格したらサポはクラブに怒りをぶつけるべし」みたいな。
でもそれを真似る必要は全然ないと思うんです。スポーツ観戦・応援には「ただ一つだけの正解」なんてものはありません。人間と人間のやることなので「正解はいくつもある」ハズなんですね。


これまでの山口県はスポーツ観戦・応援の空白地帯でしたが、レノファがJリーグに上がってからは、そのへんの普通のおばちゃんおじちゃんたちがスタジアムまで観戦・応援にやってくるようになり、今まさに独自の観戦・応援文化を作り上げてるところです。


昔からのJ1クラブとかだと気合の入ったヤツらがスタジアムに集まり気合の入った応援をくりひろげる。それって「非日常」「ハレ」ですよね。でも山口ではそのへんの普通のおばちゃんおじちゃんがスタジアムに集まり日頃の生活の延長線上で応援をくりひろげる。つまり山口県民にとってのJリーグって「日常」「ケ」なんじゃないかなと。レノファサポにとってレノファを観戦・応援するのって「非日常」というよりも「日常」の延長線上的な感覚なんじゃないかなというのがワタシの仮説です。


で、レノファサポの観戦・応援文化に関連して、こないだ興味深いツイートを見つけたんですが


Jリーグ観戦者調査2018」はまだ公表されてませんので、このツイートにのってる画像の出所は一体どこなんだろう?と思ったりもするんですが、とりあえずこのツイートを信じることにしまして内容を見ていきますと、J1&J2の2018顧客満足度でレノファは堂々2位なんですね。これはビックリ。(それ以前に岡山さんが何年間も毎年1位だったわけですが)


さらにその顧客満足度の内訳を見ていくとレノファは「情報」と「雰囲気」で1位を獲得してます。
「情報」てのがよくわかりませんけど「雰囲気」はクラブとサポ・ファンが一緒につくりあげてくものなので、それがリーグ全体でトップということは、今のレノファ(クラブ&サポ・ファン)が進んでる方向は決して間違ってないということなんやろなと。


ただ、よそから見るとどうもレノファサポはぬるいみたいです。確かにそうかもしれません。ホーム維新みらスタでもレノファサポは全然声出てないですし。ゴール裏で周りの様子を見てみると、ちゃんと声出してる人5~6割、頭上で手を叩いてる人2~3割てのが実情です。
でもそれでいいと思うんですよ。
なんと言われようがそれでもスタジアムの雰囲気(満足度)はリーグ1なわけですから。


維新みらスタの雰囲気って県民性がよくにじみ出てます。
普段はのんびりしてるし結束もゆるいけどいざとなったら(それなりの)力を発揮する。
一部の人達がスタジアムの雰囲気を作ってるんじゃなく来場者全員が作れてる。
たとえばビッグチャンスを迎えたときにスタジアム全体から一体となって湧きおこる大歓声・どよめきなんてすさまじいですよね。アウェイに何か所か行きましたけど、維新みらスタみたいなどよめきってなかなか聞かないですよ。あれ絶対相手の選手にすげープレッシャー与えてますよ。
山口のサポ・ファンって独自路線(他サポとは違う方向)での最先端を走ってるんではないでしょーかねおそらく。


それもこれもレノファ応援をリードしてる人たちが自分たちの考えを周りに押し付けるんじゃなくてスタジアムに来てる人たちの雰囲気を活かそうとしてるからだと思うんですよね。
だから既存のJリーグ応援文化にそまってる人からしたらストレス感じてしまうんではないかなと。


ところで幕末維新のころ「薩摩の大提灯、長州の小提灯」という言葉があったそーです。
薩摩では大提灯を持った人(大人物)がみんなを先導していったのに対し、長州ではみんなが小提灯を持ち自分の判断で行動していった、という意味なんだそうです。一部の人達じゃなく来場者全員でスタジアムの雰囲気をつくれてるレノファサポってまさにここに出てくる長州と一緒じゃないすか?
やっぱ我々レノファサポって長州人の子孫なんですなあ。

なにげなくレノファアワード2018

気付けば今年もあとわずか。
毎年恒例「なにげなくレノファアワード」を選ぶ季節がやってまいりました。
そのシーズンを振り返って個人的に「よー頑張ったなー」と感じたレノファ選手を勝手に表彰してしまおうというアワードでございます。
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厳密にはまだレノファの2018シーズンは終わってない(レディースU-18のリーグ戦が1試合残ってる)んですが、そこはそれ。どうかご容赦いただきまして、アワードを発表させてもらうことにいたします。


当アワードは総計5部門。
三賞」(殊勲賞、敢闘賞、技能賞)と「新人賞」、そして「年間MVP」。
選考対象はレノファのトップ&レディース&ユースの全選手。
独断と偏見と、そして愛をこめておおくりします!

殊勲賞

オナイウ阿道選手(トップチーム)
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(※画像はレノファ公式から拝借)
今季22ゴールはJ2得点ランキング堂々の2位。その高い身体能力を活かし自らゴールを決めるだけでなく、献身的な動きで周りの選手のゴールも数多く生み出してくれました。
大分でもゴールを量産してJ1にオナイウ旋風を巻き起こしてくれい!

敢闘賞

小西菜月選手(レディース)
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(※画像はレノファ公式から拝借)
今季はケガに苦しみながらも、ピッチに立つたび毎回結果を出してくれたレノファの頼れる「姐さん」。チーム最年長でしたが持ち前のハッスル元気で若いチームを引っ張ってくれました。
残念ながら今季で退団。元気姿の姐さんにまた会えるのを楽しみにしとるよ!


下川哲矢選手(ユース)
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(※画像はレノファ公式から拝借)
敢闘賞2人目は、試合中、闘志あふれるプレーはもちろんのこと、いつも大きな声で味方への鼓舞&指示を出し続けたテツ選手。トップやレディース含めレノファ全選手の中で一番声を出してたんじゃないかしら。
何年か後、さらにパワーアップしたテツ選手のレノファ帰還を心待ちにしております。

技能賞

前貴之選手(トップチーム)
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(※画像はレノファ公式から拝借)
今季の前ちゃんは次元が違ってましたね。「前ちゃんに預けとけば何とかしてくれるやろ」的な安心感さえありました。てっきりJ1のどっかへ移籍してくんやろなとあきらめてましたが、まさか残留してくれるとは!
来季も前ちゃんのプレーを見れるなんて夢のよう。

新人賞

杉村駿介選手(ユース)
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(※画像はレノファ公式から拝借)
レノファジュニアユース(U-15)からユース(U-18)に昇格した今季、そのアグレッシブなプレースタイルで見る者に鮮烈な印象を残しました。夏頃からユースAチームのレギュラーに定着し、先日のプリンスリーグ参入戦では泥臭くねじ込むような同点ゴール。
レノサポの皆さん、この選手要チェックでっせ!

年間MVP

三幸秀稔選手(トップチーム)
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(※画像はレノファ公式から拝借)
今季レノファの屋台骨を支えてくれた三幸。カード累積で三幸が出場停止くらったあの試合を見ながら「良くも悪くもウチは三幸に依存しまくってるんやなー」てことを痛感させられました。
ホンマよー残留してくれたで!これで来季も戦えるぞ。ありがとう!

年間ゴール数一覧

今回のアワードのおまけとしまして、トップ&レディース&ユースの今季ゴール数を集計してみました。
どーぞご覧くださいませー

【トップ】

選手 シーズン
得点合計
リーグ戦
(J2)
その他
公式戦
19オナイウ阿道 22 22 0
08小野瀬康介 10 10 0
18高木大輔 10 8 2
24山下敬大 6 5 1
09岸田和人 4 4 0
29三幸秀稔 2 2 0
06前貴之 2 2 0
03渡辺広大 2 2 0
07大﨑淳矢 2 2 0
50高井和馬 2 2 0
08ジュリーニ 1 1 0
32丸岡満 1 1 0
13楠本卓海 1 1 0


【レディース】

選手 シーズン
得点合計
リーグ戦
(中国L)
その他
公式戦
16浅田梨花 11 3 8
17渡邊玲奈 9 8 1
10小西菜月 8 5 3
07竹下果歩 4 2 2
11久保沙利華 3 2 1
05鈴木梓 3 0 3
09山崎唯 2 2 0
08田邊李恵菜 2 1 1
13船越結衣 2 1 1
03宮下みのり 2 1 1
15福本純子 1 1 0


【ユース(U-18)】

選手 シーズン
得点合計
リーグ戦
(県1部)
リーグ戦
(県3部)
その他
公式戦
08下川哲矢(3年) 15 14 0 1
10糸井岬(3年) 7 7 0 0
25杉村駿介(1年) 7 5 1 1
03田中堅清(3年) 4 4 0 0
27山崎柊人(1年) 4 4 0 0
11宮本拓海(3年) 3 3 0 0
09内田修人(2年) 8 3 5 0
02片岡翼(3年) 2 2 0 0
05伊東稜晟(2年) 2 2 0 0
16中本一志(2年) 17 2 15 0
06天根勇輝(2年) 1 1 0 0
21松原翔太(1年) 7 1 6 0
35工藤瑠依(1年) 15 0 15 0
29七木田快(2年) 12 0 11 1
19藤本零音(2年) 10 0 10 0
18田丸星輝(3年) 6 0 6 0
22中尾篤人(3年) 6 0 6 0
24岡本泰陽(1年) 5 0 5 0
28大出文哉(1年) 4 0 4 0
17馬場一博(2年) 3 0 3 0
33吉田光(1年) 3 0 3 0
15柳村治輝(2年) 2 0 2 0
32柳井敦志(1年) 2 0 2 0
13吉永孝政(3年) 1 0 1 0
26木村裕貴(1年) 1 0 1 0
34深見光貴(1年) 1 0 1 0
23山邊樹(1年) 1 0 1 0


アタシが今年観戦したレノファの公式戦は、トップ23試合、レディース11試合、ユース17試合の合計51試合。
思い起こすと笑いあり涙あり喜びあり、今年もいろんな出来事がつまったシーズンでしたね。
それでは皆様、よいお年をー!